都市は、上空・地表・地下など立体的に出来上がっている。

上空を見ると高速道路が走ってしたり、建物と建物の間に回廊があったりする。地下には地下街があり地下鉄が走っている。

 

土地の上空や地下を使用・収益するために「区分地上権」が設定されている。

区分地上権は、土地所有権の及ぶ範囲に応じて地表だけでなく、空中や地下にも設定され。空中は高さ制限があって飛行機の航路まで制限出来ないし、地下の場合40メートル以深は土地所有者の権利は及ばない。

 

40メートル以深(大深度地下)は、公共の利益となる事業を行う場合についてという原則がありますが、国土交通大臣あるいは都道府県知事が認可して取り行えます。

 

家の下に高速道路があるのはイヤだが、公共性や利便性を考えると自分だけが反対する訳にもいかないかもしれない。

 

日本の土木技術は世界トップクラスで日本の近未来の都市はさらに過密で立体的に形成されていくでしょう。

例えば、上空を見れば空中に道があり、地下にはリニアモーターカーや高速道路が走っている。

 

地表の土地所有者を蔑ろにはしないが、住んでいる方に影響が出ないのか検証しつつ、それを克服しながら前に進んでいくのかもしれない。

銀座のビルが傾いた。

ネットニュースによると銀座で工事に取り掛かろうしたら隣のビルが傾いた。

不動沈下が原因だが、隣の地盤掘削などで地盤変位があったのかもしれない。

 

大きな建物を建てる際は地盤調査をしてその調査結果にあった設計を行う。

地下水や地下資源は地盤中に均等にある訳ではないので埋め立て地盤の圧縮などで近隣に影響を与えてしまったのかもしれない。

 

地盤は目に見えないので分かりにくいが、不動産を購入する前に自分で出来ることは、ハザードマップの確認や古地図で昔はそこが何であったのか(例えば池や田んぼ等)を調べることでおよその見当がつけられます。

 

周辺地盤でもう一つ言いたいのは、雨の日が大切だと言うことです。雨水の排水がどの様に流れるのか確認する事と周辺の道路に水たまりが多くないかを気にします。

道路にデコボコが多かったり、陥没が見つかったりするエリアは地盤が弱いかもしれません。

 

雨の日や雨の翌日に周辺道路を見て、水たまりが多いエリアは地盤が弱い可能性がありますので注意に必要です。

上階からの水漏れがあり、壁や家具が汚されてしまいました。

どうしたらいいのでしょうか。

 

水漏れの原因が何によるものかを確認します。それが単に上階の方の不注意で起こった場合。例えば台所で水道栓を開けっぱなしにしたことで床まで水浸しになったなら、その方の不注意が原因ですのでその方に損害を請求できます。また建物上の問題で水漏れがあるならば建物所有者の責任と考えられます。

 

では水漏れの原因が、例えば水道管から水漏れがしたらどうでしょうか。それが区分所有建物となると、その水道管の欠陥の性質や位置によって、責任を負うものが違ってきます。つまりその水道管が共用部にあるのか上階の専有部にあるのかで話が違ってきます。

 

区分所有建物の場合、本管は共用部で支管は専有部になります。共用部の欠陥ならば、管理責任者に対して損害賠償を請求できるし、支管からならば専有者に請求できます。専有者は一次的な責任を負わなければなりません。民法では加害者に過失がなくとも土地の工作物の設置・保存に瑕疵があれば責任を負わねばならないとしています。

 

ただ、上階の専有者に何の落ち度がないのに責任を負わされるのは気の毒です。仮に専有者が一次的に責任を負うとしても、その水道管の設置方法や施工にミスが認められるならば、最終的には建設会社や管理者が責任を負うと考えてよいでしょう。