日本は地震が多く、建物は地震を考慮して建てられています。例えば耐震構造、制振構造、免震構造などがあります。

 

耐震構造は、建物自体を強くして地震による倒壊を防ぐものです。

制振構造は、建物の骨組みなどに建物内部にダンパーなどの減衰装置を組み込み建物の揺れを抑えます。地震により、建物の横揺れをダンパーの反発で軽減していきます。

免震構造は、基礎と建物の間に免震層を入れた構造で、地面の揺れを建物に直接伝えることを軽減します。いずれ来る首都直下型地震があったとしても建物が倒壊することはない、と信じたいものです。

 

制振・免振装置のデータ改ざん問題など世間を騒がせていますが、私たちに調査するすべがありません。企業がちゃんとやっていると信じるしかない。企業の良心を願うしかないのかもしれません。

 

話は変わりますが、「3.11」の後、私は仙台に行っています。仙台に古い木造アパートを持つ父の代理で緊急事態の処置が必要になるだろうと思い行ってきました。夜中に高速道路を飛ばし夜明けに市内に着きました。市内は惨たんたるものでした。いつも泊まる旅館は全壊だったし、よく行くラーメン屋は建物がひしゃげて使いものにならない状態だし、不安の気持ちが増すばかりです。

 

アパートに着くと不思議といつも見慣れた建物のままです。急いで周りを点検してみたのですが、特に異常が見あたりません。そのエリアだけが皆無事かというとそうではありません。近所には半壊、倒壊、建物が傾いたものなど様々です。

 

後片付けをしている近所の方に話しかけてみました。つぶれた家があるのにその隣の家はほとんど無傷ですけど、この差って何でしょうね、と聞きました。おじさんは「この下に活断層があって、その上にある家はやられたね」と言っていました。私は専門家ではありませんので「そうなんですか」としか言えません。確かに敷地の土地に割れ目が出来て、それが段差になっています。段差の上に立つ家は傾いていました。

 

土地を買う際、その地下に活断層があるかどうかなんて調べません。千年に一度の大地震だったと言われれば何も言えませんが、地震対策をした家なのに使いものにならなくなったり、逆に安普請の木賃アパートが無傷だったり。建物に明暗が分かれてしまうのは何でしょうか。

 

不動産に携わる者が非科学的な事を言うと憚れますが、建物が壊れなかったのは「運が良かったから」としか私には思えないのです。

 

暗渠(あんきょ)が在る街

テーマ:

都内を歩くと不思議な地形にでくわす。小さい道がカーブしたり、枝分かれしたり。たどっていくと車の侵入をふせぐポールが立っている。

 

経験からここは暗渠かなと思ったりする。

暗渠とは、地中に埋設された河川、水路のことだが、川の上にはコンクリの蓋がされたり、舗装された所は広場等として有効活用されている。

都市開発とともに川の支線は暗渠化が進み、川の面影が見当たらない。

 

渋谷駅は低地の谷であり、駅近くを河川や水路が張り巡っている。低地という事で、昔は雨が降れば一帯は泥だらけになったそうだ。

 

先日、東急の廃線跡に商業ビル「渋谷ストリーム」がオープンした。

渋谷川沿いにはオシャレな店舗が並び、オープンカフェで川の流れを見ながら珈琲を嗜むのもオツなものだ。

川といっても岸はフェンスに囲われて入れないが、渋谷の地形を活かしつつ開発された都市は、街の個性となっている。

川を見ながら時代の変遷を感じる。

 

東京で育った母が「渋谷や原宿なんて昔はド田舎よ。周りは野原だったのだから」と言っていた。どこまで遡った昔か分からないが、この川沿いで虫取り網を持った少年たちがトンボや蝶を追いかけていたのだろうか。

 

・・・今は昔。

 

複合用途型マンションの場合、階下のカラオケスナック等が入り、深夜までカラオケ騒音を出すかもしれません。

 

隣近所の間では、お互いにある程度のことはガマンしなければならないこともありますが、ガマンの限界を超えたものについては法律上その相手に対し、その行為の禁止を求めたり損害賠償を請求することができます。

 

このガマンの限界を法律上「受忍限度」といっていますが、その程度は、時間・場所・加害者・被害者それぞれの事情を考慮して具体的に決められます。

 

騒音は感覚ではなく、騒音値(db)を使って音を計測します。

むやみに主張するのではなく、発生している音を計測して受忍限度を超えているかどうか分析・解析が必要です。

 

客観的データをもとに先ず賃借人に実情を話し、迷惑行為を止めさせる説得が必要です。賃借人の態度が直らないならば区分所有者(大家さん)に説得します。それでも事態が好転しないならば「マンションの使用禁止」等の法的処置が必要かもしれません。

 

自分ひとりで解決しようとせず、マンション管理士など専門家に相談しながら進めていきます。