実験 シュリンクフィルムの自然収縮 | ぷららさんのお家~サンプラスチック~

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サンプラスチックは高機能フィルム、シュリンクフィルムの

製造、製袋加工を行っている会社ですバレエバレエ

 

シュリンクフィルムは熱によって縮むフィルムです。

シュリンク包装を行う際は、ヒーティングガンやトンネルなどで

温風をあてて縮ませるのが一般的です。

 

ただ、注意したいのがフィルムが縮むのは温風だけではないということ。

実は温度でもフィルム収縮は起こります。

 

今年初の気温30度超えの予報が出ていた5月17日に、実験を行いました爆  笑キラキラ

 

炎天下の自動車の中にシュリンクフィルムをセットして、

2時間ごとに回収していきますキラキラ

 

使ったフィルムは規格品B-2、

厚0.020×幅130×長300となっています。

製造時と製袋時のサイズ誤差は(-0~+5mm)はOKとなっています。

 

朝9時からフィルムをセット開始花火

この時点の社内温度は23.1度。

 

 

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晴れ11時回収晴れ

2時間経過して、11時に1枚回収します。

この時点の社内温度は38.3度まで上昇です。

びっくり!!

 

 

 

9時時点と比べるとフィルムに少しうねりがある気がします。

 

実際に比較してみると、見た目の大きな差はありません。

フィルムを重ねてみてみると、11時回収フィルムの方が少し幅が狭まっている様子。

その差は1.5mm。

1.5mmであれば製造時の誤差範囲に含まれるため、

実際に縮んだかどうかは不明なところですね。

 

 

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晴れ13時回収晴れ

2枚目は13時に回収。

さらに+2時間、計4時間経過してます。

この時点の社内温度は42.9-43.0度

びっくりびっくり!!

 

 

フィルムがうねっているのが見てわかりますね。

比較してもしっかりわかります。

室内保管フィルムよりも13時のフィルムの方が表面波打ってるように見えます。

サイズにも収縮が見られました。

一番差がある部分で長さが5mm、幅が6mmです。

幅に関しては製造時の誤差範囲を超えてきました。

 

 

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晴れ15時回収晴れ

3枚目は15時に。

前回から+2時間、計6時間経過しました。

この時点の社内温度は42.9-43.0度びっくりびっくりびっくり!!

 

あれあれ、ちょっと待て、13時よりもムァっとした空気なのに、

なぜさっきと同じ温度なの???

と思って温度計の取扱い説明書を読んだら、最高気温40度だった・・・

つまり、40度以上の温度はお手上げだぜ!ってことですね。

(事前に調べておくべきでした(反省))

 

ともかく、40度以上は確定な社内に6時間放置したフィルムはというと・・

さらにシワシワ感。触った感じもパリパリ感が少し出て、

これは明らかに収縮していますね。

 

 

実際の比較してみると、

サイズも一番差がある部分で長さが6mm、幅が11mmです。

 

 

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晴れ17時回収晴れ

最後は17時に回収です。

スタートから8時間が経過です。

この時間の社内温度は37.7度。

まだお日様が出ていますが、風が吹いて涼しさを感じます。

車の中の室内温度も下がっています。

 

フィルムの見た目は15時時点のものと大差なく、

全体的にシワシワ、パリパリとしています。

 

サイズも一番差がある部分で長さが7mm、幅が7mmです。

幅の収縮は15時時点のものの方が大きく縮んでいますね。

これは放置時間に加えて直射日光の当たり方も原因にありそうです。

 

 

 

 

実際にどれぐらい収縮したのか、

15時のものとの比較に色を乗せてみました。

 

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B-2の規格品フィルムはこちらのポンプボトルにサイズがぴったりです。

 

長さは多少余るものの、

幅に関しては余分な隙間がほとんどありません。

 

 

 

実際に収縮したフィルムが入るのかも試してみました。

まずは11時時点のフィルム、少しもとつきはしたものの、

ちゃんと袋の中に入りました。

 

13時時点のフィルムは以下のとおり、

ボトルの胴体はクリアしたもの、

底部分のふくらみに対応できず・・

収まることができませんでした。

 

 

15時と17時はご想像の通り、ボトルが入っていきません・。

 

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この実験から言いたいことは、

シュリンクフィルムは涼しいところで保管してください!ということでした。

 

弊社では製造したシュリンクフィルムは自然収縮を防ぐため、

25度以下で保管、出荷をしています。

配送に関しては、気温が高くなる夏場は土日祝を含む配送を避けています。

輸送時にトラックの荷台や倉庫など温度管理が難しい場所に長時間保管されるのを防ぐためです。

 

今年もすでに30度超える日が出てきているため、

こちらの条件を適用し、10月過ぎまで対応させていただきます。

ご理解をお願いいたします。

 

そして、まれに「フィルムのサイズが小さくて物が入らない」等の連絡を頂く場合があります。

状況を伺うと、日当たりのよい、気温があがりやすい部屋に保管していたというケースが多くあります。

フィルムが届いた後もなるべく涼しい部屋(25度以下)で保管いただき、

早めに使い切っていただくようお願いいたします。

 

ごめんなさい/よろしくお願いします

 

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定休日:土日祝

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