今日も那須塩原市から発信中☆
サンプラスチックの妖精ぷららさんブログ
サンプラスチックは高機能フィルム、シュリンクフィルムの
製造、製袋加工を行っている会社です
フィルムの製造時には必ず製品化できないフィルム、ロスが発生します。
注文分の入れ替え時、幅や厚みが整う前の調整分としての端材が出て、
これをゼロにすることは難しい状況です
弊社では、そんなフィルムは一度粉砕し、
別の会社に委託し、フィルムの原料となるペレットに戻してもらい、
それを再度フィルムとしてよみがえらせるマテリアルリサイクルを実施しています。
こちらのリサイクルフィルムは、書籍費用のシュリンクフィルムとして展開していますが、
一般のシュリンクフィルムよりも透明度が落ちてしまうため、
薄い緑色で着色し、厚さも通常より0.005μ薄くなっています。
価格のほうも通常のフィルムよりも抑えてのご案内になっています。
製造する工程は通常のフィルムと変わりはないものの、
製品の価値が下がってしまう・・
原料高騰も続く中で、このロスフィルムを有効活用しつつ、
価値あるものとして提供するためにはどうすればいいのか
というのが、頭の痛い課題でした。
そんな中、関東経済産業局の事業「価値創造チャレンジ事業」において、
「フューチャーアース研究所」様との連携がスタートしました。
価値創造チャレンジ事業は、
中小企業とスタートアップ企業との連携で新しい事業創出や新市場の創出を支援する取組です。
グローバルニッチトップ(GNT)企業、地域未来牽引企業、サポイン企業をはじめとする、成長志向型の中堅・中小企業に対して、イノベーション力を秘めた全国のスタートアップとのマッチングの機会を提供し、イノベーションの手法として位置づけられる「両利き経営」の実践を通じて、コア技術の応用範囲の拡張や中長期的な視点での新市場創出など、既存事業の成長に加えて、新たな事業創出をサポートします。
今回、ご協力いただく「フューチャーアース研究所」様は、
プラスチックからカーボンナノチューブ(CNT)を高効率で合成する技術を有しています。
この事業では栃木県の協力も得て、すでに試作などを進めています。
ロス分の端材をため込む籠が宝の山に見えてきますね
今後、自社への製品展開はもちろん、素材提供も視野に入れて開発を進めていきます。
昨今のプラスチックに対する問題はもちろん、その他の社会課題にも合わせて開発進めていきます。
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サンプラスチック㈱
電話:0287-36-3200
住所:栃木県那須塩原市北赤田1589-22
営業時間:8時30分~17時30分
定休日:土日祝
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