今日も那須塩原市から発信中☆
サンプラスチックの妖精ぷららさんブログ
サンプラスチックはPVCシュリンクフィルムの
製造、製袋加工を行っている会社です
メーカなのでお客様の多くが商社様やメーカー様になるのですが・・
個人のお客様からのお問い合わせも頂く事あります
「シュリンクフィルムに使う道具って何が必要?」
「サイズはどんなものを選んだらいい?」
「どれくらいの枚数で販売しているの?」
個人のお客様だと、
『趣味のものをシュリンクしてきれいに保管していたい。』
というご希望が多いようです
確かに、、
写真集や漫画本等の書籍
CDやDVD
カードやプラモデル等の箱
スニーカー
などなど、
コレクションとして保管される人も多いですよね
シュリンク包装をやってみようと思い立った時のために、
どんなものを準備して、どんな風にすればいいのか紹介します
準備するもの
① シュリンクしたいもの
② シュリンクフィルム
③ シュリンクするための熱源
④ シール機
これらが揃っていれば、ばっちりです
②~③はホームセンターやamazonやアスクル等のECサイトで
購入が可能です
細かく説明していきましょう!
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② シュリンクフィルム
販売されているシュリンクフィルムは
半折タイプ、ロールタイプ、製袋タイプの3種類が一般的です。
自分にあう種類のシュリンクフィルムをまず探してみましょう。
▽ロール 半折タイプ
シュリンクフィルムがロールに巻かれている状態で販売されています
【半折タイプ】 というのは
1枚のフィルムシートを谷折りで半分に折った状態のことです。
完全密封でシュリンクする場合、3ヶ所にシール線が出てきます。
▽3辺にシール位置
シール機を持っていること、
シュリンクする物がそこまで大きくなく、サイズがバラバラであること、
シール位置は気にしない
とりあえずシュリンク包装ができればOK
の場合は、汎用性の高い半折れタイプのシュリンクフィルムがオススメです
▽ロール チューブ(筒)タイプ
【チューブ(筒)タイプ】というのがフィルムが筒状の状態であることです。
完全密封でシュリンクする場合、2ヶ所にシール線が出ます。
▽2辺にシール位置
高さのある円柱タイプの容器などは、頭の部分だけシール、
底の部分はシール無し(底スリーブ)でのシュリンク包装もオススメです。
▽1辺にシール位置×スリーブ
シール位置を気にされる方にお勧めです
また、ロールタイプは好きな長さにカットできるのが大きな特徴です、
幅さえ合っていれば、スキー板や釣竿などの長いものでもシュリンクが可能です。
▽製袋タイプ
既に袋状に加工が済んでいるシュリンクフィルムです。
既に1ヶ所シールがされている状態なので、自身でシュリンク包装をする時の
手間が減ります
チューブタイプと同じように
2辺にシール位置、1辺にシール位置×スリーブの形でシュリンクされます。
シュリンクするものは同じ大きさのものが多い、
シュリンクする数が多いので手間が少ない方が嬉しい
といった方にお勧めです
必要なサイズを把握しましょう
シュリンクフィルムのサイズ確認については、過去のブログで紹介中です!
ぜひ参考下さい!
必要な数はどのくらいですか?
製袋タイプのシュリンクフィルムの場合、
サンプラスチックで製造販売している規格品は
サイズによって500枚または1000枚からの販売になります
ECショップでは100枚等の小売り販売もあるようなので、
ぜひ探してみてください
ロールタイプや半切タイプであれば、〇枚ではなく、
〇m単位での販売となります。
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続いて準備するものは、
③ シュリンクするための熱源 です
シュリンクフィルムは熱を加えて収縮させるフィルムのため、
熱源が必要です。
1番のオススメがヒートガン、ヒーティングガンと呼ばれる工業用ドライヤ―です。
温度が高く設定でき、風量もあるため、スピーディーなシュリンク包装が可能です。
価格は安いものであれば、ECサイト等で3000円前後で購入できます。
風力のある家庭用ドライヤーでもシュリンク包装は可能です。が、、
ただし、温度がそこまで高くならないので、
シュリンクするのにどうしても時間がかかります
そして最後が「お湯」です♨♨
熱湯にシュリンクフィルムを被せた容器を一瞬くぐらせるだけで、
簡単にシュリンク包装ができますが、、
容器が濡れてしまうこと、火傷の危険があること・・などであまりオススメはしていません
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そして最後に、、
④ シーラー機 です
半折フィルムを使う場合や完全密封のシュリンク包装をする場合、
大きなシーラー機があった方が便利です
こちらも、
価格が安いものであれば、ECサイト等で3000円前後で購入可能です。
シーラー機はシュリンク包装の他に、
ポリ袋などのプラスチックバックのシールができるので、
食べかけのスナック菓子やおせんべいなどの湿気対策などでも使えます
意外と、日ごろから活躍できそうなグッズなのです。
もしシュリンクする頻度が少ない、数も多くない場合、
100円ショップなどでは、電池式のハンドシーラーなども販売しているので、
そちらで試してみるのもオススメです
シールをする時のコツ をご紹介
① 適切な温度を見極める。
低い温度の場合、シールの強度が弱まり収縮時にそこから破けてしまう可能性が。
逆に温度が高いと、シール部分が縮んでしまいきれいな仕上りになりません。
② 冷却時間は十分にとる。
圧着できた!とすぐにレバーを離すと、溶けたフィルムが引っぱられて、
シールの場所から髭が出ている(バリ)状態になります。
シュリンクフィルムは生き物なので、
シール機の設定や、部屋の温度などにも左右される部分です。
失敗をしながら、適切な温度や時間を見極めてください
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色々紹介をしましたが、
ヒーティングガンメーカーの白光㈱様では、
シュリンク包装のスターターキットも販売しています。
こちらを購入すれば、届いたその日からシュリンク包装が可能になるので、
オススメです
さて、準備が揃ったら、実際にシュリンク包装を行ってみましょう
サンプラスチックではYoutubeにてシュリンク包装の方法を説明しています。
シュリンク包装のコツ をご紹介
① 長時間同じところに温風を当てない
フィルムが破れてしまう原因になります。
② シュリンク時間が短すぎてもいけない
フィルムの縮みが中途半端に止まってしまいます。
フィルムとシュリンクされるものの間に空気溜りができる場合があります。
③ 底スリーブの場合、底部分から先に温風を当てていく
フィルムを先に収縮させてひっかけることで、
フィルムが巻き上がらずにきれいにシュリンクできます。
シュリンクフィルムは熱風を当てるとすぐに縮み始めるので、
慣れるまでは焦ってしまうことが多いのですが、
何度も何度もやってみて慣れてコツをつかんでほしいです
もし、もしも・・・
何度やってもダメだ~
道具揃えてなんて面倒くさい~
シュリンク包装するのって今回だけだよ~
といった場合、
サンプラスチックでは1個からのシュリンク包装委託加工も行っているので、
ぜひお気軽にご相談ください
シュリンク包装に関して気になることや質問などあれば、
ツイッターとインスタグラムでコメントやDM頂ければ嬉しいです
目指せ!素敵なシュリンクライフを
https://twitter.com/sunpla_plala
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サンプラスチック㈱
電話:0287-36-3200
住所:栃木県那須塩原市北赤田1589-22
営業時間:8時30分~17時30分
定休日:土日祝
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