ヘアメイクの世界には 全く違った考え方があり、その考えに基づく美容技術が存在しました。とにかく「きれい」に見せるための方法が溢れていました。画面の構成、照明、アングル、すべての要素を使ってきれいに見せる技術がありました。
言い換えると 二次元における視覚マジックがありました。身長の低い人を高く見せたり、顔の大きな人を小さく見せたり、痩せて見せたり、太って見えるようにしたり、あらゆる視覚錯誤が溢れていたのです。「化かす、騙す、ごまかす、隠す」の美容技術に必要な要素がいっぱいでした。
そのころから デジカメが出だしたので パソコンと連携させ すぐに結果を確認することができたので その仕事の面白さに圧倒されました。営業技術では体験できない工夫があり、更に視野が広まりました。
そして その経験を基にして お客様たちをさらにきれいにできるのではないかと考えるようになり、施術結果をデジカメで写真の撮るようになりました。写真を撮って感じたことは 写真を通してみた時と、自分の思い込みとは違うことがあるのだと知りました。
これが「ゲシュタルト崩壊」による変化があることにきづいたのです。29秒経過してしまうと「見慣れ」てしまい、無意識のうちに、変化していないという認識になっていたのです。
私は
この人が
このように変化しているのを写真を通して確認した時、
驚きました。自画自賛しているようで恥ずかしいのですが、普通の人の顔が 欠点を消してしまう化粧方法だけで モデル顔に変化していたのです。
実は 欠点を消してしまう化粧方法というのは 「フェイスマップ」をオーバーラップさせることによって 欠点を見つけ修正する方法です。だから メイクにおいてはミリ単位の調整をし、髪型は サイズを合わせたのですが、それだけで 大きく変化していたのです。
実は ヘアメイクをしているときに、素顔のモデルさんの顔とメイク後のモデルさんの顔の違いが 大きく変化していることに気づいたのです。濃いアイラインや、シャドウをせず、色素沈着を消すだけで 素顔に見せながらきれいに仕上げることができる技術を身に着けたのです。
この写真を撮影した時、ほかに二人の外人モデルがいました。外人のモデルさんたちは 堀が深く顔全体の色素が薄いので 太いアイラインや、濃いアイシャドウが合い、派手な仕上がりになっていました。
ところが 日本人のこのモデルさんは もとから顔だちが整っているために 化粧をしてもそれほど変化しいていないように見えたのですが、照明を当てた時に見えてきたイメージは 「きれい!!」というイメージでした。
こと時、白人用のメイクアップ技術と、日本人向けのメイクアップ技術とは 全く違うことに気づきました。肌色の色素が違うので 黄色人種は 色素沈着を消すだけで 他の部分のシャドウ効果が出るのです。
だから この方法を知らない人たちは 『もとが綺麗だったんだね。』というのです。この方法を使うと 中高年のお客さまや、欠点を抱えて悩んでいる人たちのメイクアップの需要が増えました。
こうした技術は 理論的に確立されていないので、見ただけでは 全く理解できません。データ美容で体験して理論の裏付けを脳に叩き込みましょう。