データの共有を可能にしたのは デジタルカメラです。デジタルカメラは 瞬時にプリントアウトできるので 「ゲシュタルト崩壊」という錯誤に邪魔されることなく変化を視覚化できるのです。
まず、デジタルカメラかスマフォを使い、お客様の写真を撮ります。
写真を撮ったら、「フェイスマップ」と写真をオーバーラップさせます。
このように目の位置を合わせます。目の位置を合わせたら、赤い卵型の中に納まる大きさにします。
そうすると 目の位置や大きさに違いが出てきます。
その違いがこの人の欠点になります。
この人の欠点は 目が小さく、顔の横幅が広いことがわかります。そして 高さが足りないことがわかります。微妙な違いまで視覚化できるようになります。
この時 顔の欠点をそれぞれ修正することができません。
しかし、 顔と髪型を一つの形だと認識させるために サイズを合わせます。その結果、髪型のサイズを合わせることによって 顔と髪型が一つの形であると認識させることができます。これがゲシュタルトの法則にある、「類同の法則」です。真似することによって同じであるという錯覚を起こすのです。
変化していますが、ゲシュタルト崩壊が起き、「それほど違いがない。」という認識になります。
これは 各要素の個別の位置や大きさを変えることはできないのですが、複数の要素の位置や大きさを変えることによって 見えてくるイメージが変化するのです。
この人の場合、目、鼻、口、眉毛、といった各要素が中心に集まっているので、眉山を外に出し、アイシャドウを引くことによって欠点を修正しているのです。
今までは こうした細かい変化を説明しようと思ってもデータの共有ができなかったために ゲシュタルト崩壊によって変化していないという認識になっていたために こうした美容デザインの仕組みを説明できませんでした。
しかし「フェイスマップ」を使うことによって ミリ単位の違いを具体的に視覚化できるので、微妙な変化が起きていることが確認できるので 理論的説明が可能になったのです。
このようにデータ美容では 「消す」ということができるようになるので、厚化粧をしなくても イメージを変えながらナチュラルな仕上がりを実現できるのです。




