「アガスティアの葉」ってご存じですか?

 これは インドに伝わる話です。生まれてきた人には アガスティアの葉に人それぞれの運命が書き記されているそうです。人それぞれに 生まれてきた意味が書いてあるそうです。簡単に言えば 「予言」です。

 

 今、私は 自分自身にその答え通りの人生を送っているように思います。

 大学生のころに出会った「平田照美」さんという人が 私の人生を導いてくださいました。まだプロデビューしていないころから いろいろ教えてくださいました。

 美容師になったころ、美容技術の講師になるという予言、「松平健」という芸能人のような名前の予言、そして 「写真を撮りなさい。」という予言、更に 「名古屋に向かってゆくと運がひらける。」という予言。私には 全く心当たりのないことばかりでした。

 

 なぜ心当たりがないかというと、私は 美容師になってから 職場環境の悪さに辟易し、免許を取ったらやめるという固い決心をしていたからです。

 とにかく「辞める」という目標に向かって行動していましたから 講師になるはずもないし、「松平健」などどいう芸能人のようなかっこいい名前の人は知りません。さらに「写真を撮りなさい。」というアドバイスは 私が機械ものが嫌いなこともあってやりたくないものでした。

 そして名古屋に向かってゆくと運が開けるということも 3年後にはやめるはずなのですから ありえないことでした。

 

 「辞める」ために必死に努力をしました。今までの自分にはない行動力でした。自分自身「辞める」という動機が起爆剤になり、自分になかった部分が芽生えてきました。

 教えられたとおりにしても、結果は無残なもの。才能のなさが露骨になりました。

 そして 「辞める」のですから 基本通りにしなくてもいいと考え、自分の考えでやるようにしました。周りがどう思おうと、指定された通りの仕上がりを実現しようと努力しました。当然「出世」などという二文字は 道端に捨てていました。

 「松平健」などという芸能人のような人を知らないはずでしたが、1年ぐらいたってから幼稚園からの友達鈴木末七君の芸名であることがわかりました。

 これは 松平健が数巻女性で特集されたときの中の1枚の写真です。下の段の左から二人間が私、その隣が双子の兄です。その上の真ん中にいるのが 「松平健」です。

 この時も 店のスタッフが「先生!週刊女性に載っていたよ!」とと叫びました。本来「週刊女性」は取っていませんでしたが、この叫び声に驚き、早速買ってきて確認してみました。これがその時の写真です。

(末ちゃんごめんなさい。売名行為に使ってしまいました。)

 「写真を撮る。」というアドバイスは メカニック音痴の私には 苦痛でしかありませんでした。しかし、今思うと これが脳の働きを探るきっかけになったのです。そして カメラを使うことによって 数々の錯誤が起きていることがわかり、その解決策を見出すきっかけになったのです。

 

 そして 名古屋にも買ってゆくと運が開けるという予言は 私には 「壁にぶち当たった」という不幸な受け止め方しかありませんでした。免許も持たない人間が 店長をやるなんてことは 「失敗」という結果しか思い当たりません。だから 仕方なく 「どっちみち失敗するのだから どうにでもなれ」という開き直りでしかありませんでした。そして 事実 苦難の連続でしかありませんでした。投げやりな毎日が 苦難を創り出し、その苦難が運んできたものは 実はこなせないほどの集客があったのです。

 

 こうした体験から アガスティアの葉のように 神様っていうのは 存在しているのだとつくづく思いました。そして 幸運というのは 楽なものではないということに気づかされました。棚から牡丹餅はないのです。

 その代わり 充実した人生を送ることができるのです。

 データ美容を覚えたいという人は 体力勝負であるということを覚悟しましょう!忙しくても文句を言わないように!