皆さんは 「奇麗」というイメージがどのようにして作られるのかご存じですか?

 それは 「パレイドリア現象」という脳の働きです。「パレイドリア現象」というのは視覚情報を自分が知っているパターンに置き換えて認識することです。そこにあるはずのないものが見えてくるという現象です。

 簡単に言うと 空に浮かぶ雲を見て動物のイメージを連想したり、天井の木目を見て人間の顔を連想したりすることです。脳が勝手に推測してしまう現象なのです。

 

 こうした脳の働きを利用して 「きれい」というイメージを創り出しているのです。そして「きれい」というイメージは 顔のゴールデンバランスを基にしてイメージを創ります。それが「フェイスマップ」です。

これと同じ相対バランスにすればきれいに見えるようになるのです。

 目、鼻、口、眉毛といった各要素の位置や大きさを整えるときれいに見えるようになります。

ところが 見始めても ほんの数ミリの違いにしか見えないので、「見慣れ」てしまい(ゲシュタルト崩壊)そんなに違いがないとしか感じられません。

 これが今までの美容技術でした。しかし、「フェイスマップ」を使うことによって 写真と合成してみれば 微妙な違いをデータ化し、はっきりと視覚化できます。

 これは 音楽の楽譜と同じような働きをします。無意識に認識されていた「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、」という音程を視覚化することによって 曖昧にしか認識できなかった音程をはっきりと区別して認識できるようになります。

 それと同じように、曖昧にしか感じられなかった「きれい」という認識をはっきりと目で見て見分けることができるようになるのです。

 簡単に言うと「習字」を習うときのように 基本形と同じにするために お手本との違いをはっきりと視覚化することによって 修正方法を頭の中に覚えこませることができるのです。

 この時に重要なことは はじめは「ぞレほど違いがない」と思っていたことが 繰り返し違いを教えられることによって 大きな違いであることに気づくようになります。

 顔の形や髪型、目、鼻、口、眉毛、といった各要素の位置や大きさは 29秒たつと「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きによって 「それほど違いがない」という認識になってしまうのです。美容技術を身に着けるためには こうした微妙な違いを見極め、そのに違いを修正し、「きれい」というイメージを創るのが仕事なのです。

 美容技術のプロになるためには こうした微妙な違いを見極めることが重要なのです。

 今までは こうした違いを視覚化することができなかったので、感覚的な説明しに終始していましたが、デジタルカメラを使うことによって 29秒で「見慣れ」てしまうことを視覚化できるようになったので そん重要性が理解されるようになり、理論として認識できるようになったのです。

 「データ美容」は 視覚化することによって 微妙な違いをはっきりと認識できるようになったので 理論的説明が理解しやすくなり、高度な技術を短期間で習得できるようになったのです。

 

もう一つ重要なことは 「仕上がり目標」がはっきりと設定されるので 要求通りの仕上がりになっているかどうかがはっきりとし、集客力が3倍以上になります。

 また、スタイリスト自身が、デジカメで写真を撮ることによって自分自身の適応能力のあり、ナシがはっきりするので 自分自身の欠点がわかるようになります。

 この方法を覚えれば 講習に行かなくても自分自身の施術結果のどこが悪かったのかがはっきりするので、毎日進歩できるのです。