美容技術の発展のカギは 「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きにあります。「ゲシュタルト崩壊=見慣れる」ことによって 変化がわからなくなってしまうのです。

 

 そしてこの「ゲシュタルト崩壊」によって 『もとが綺麗だったのだ。』という認識に変化するのです。変化していないはずだから もとが綺麗だったと判断するしかないという「錯誤」になるのです。

 

 つまり、「ゲシュタルト崩壊」によって 目に見えていることを「消す」 ことができるのです。それも29秒の時間があれば意識の中から「消す」ことができるのです。

 

 ところが 「ゲシュタルト崩壊」が起きているという事実を 視覚化できなかったために 「変化していない」という結論にしてきたのです。

 私たちは 目に見えていることが事実であると確信しています。そして 目で確認できるのだから事実だと確信してしまいます。

 

 ところが 「ゲシュタルト崩壊」というのは 人それぞれの認識に違いが生まれているのです。同じものを見ていながら、同じように認識できているわけではないのです。人それぞれの解釈に違いが生まれるのです。

 これが「感覚」です。

この「感覚」を視覚化したのです。「感覚」を視覚化してみると 「綺麗」「かわいい」「カジュアル」「フォーマル」「ゴージャス」という感覚言葉を視覚化することができるのです。

 それが 「フェイスマップ」です。 

 この「フェイスマップ」は 音楽の音符と同じ働きをします。無意識に認識される「音程」を視覚化することによって 無意識に認識される、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」という音程を同じように共有することができるようにしたのです。

 

 しかし、皆さんは 無意識に認識される「綺麗」「かわいい」「カジュアル」「フォーマル」「ゴージャス」という感覚を共有できるかどうかに疑問を抱くと思いますが、これが 実際に体験してみると共有出来るのです。

 これから 施術を行うようになりますが、施術後、まず、施術を受けた人たちの反応が変わります。

 以前、お客様の指定された長さを実際に希望通りの仕上がりにしたところ、お客様は 「そうです。この長さです!思い通りの長さです。」という喜びの反応がありました。

 この仕上がりを実現するためにサイドの長さを決め、カットした時

   切りすぎてこのようになってしまいました。ところが この時、お客様は 大声を出して これです!この長さが希望の長さです!」と大声を出して叫んだのです。実は 物理的錯誤を回避するため、希望通りの長さにするために修正して計算した結果だったのです。

 つまり、今まで、いろいろカットしたのですが、指定した長さになったことがなかったのです。それが当たり前だった彼女には 思い通りの長さであることに驚いたのです。

 

 こうした反応を体験することによって 自分たちの脳に錯誤が起きていたことを認識できるようになるのです。データ美容の一番重要なところです。 「綺麗」「かわいい」「カジュアル」「フォーマル」「ゴージャス」という無意識の認識を 具体的に視覚化することによって それぞれの感覚を旧友することができるようにしたのです。

 こうした実際の施術体験を通して 無意識に認識されてきた「感覚」を共有できるようになり、多種多様の「感覚」の存在を体験することができます。

 そしてそれらが「ゲシュタルト崩壊」によって「感覚の共有」を阻んでいた事実に気づくようになります。