採寸基準を創ったのは 目に見えている視覚情報が ゲシュタルト崩壊によって「変化していない」という錯誤になるからです。
目に見えている視覚情報は 常に曖昧な変化にしか感じられなくなるのです。しかし、ゲシュタルト崩壊は 無意識の認識であるためにその作用が認識できなくなってしまうのです。
簡単に言えば 脳の中をかき混ぜられているのと同じ状態になっているのです。
例えば 1時間の講習の中で 29~30秒でゲシュタルト崩壊が起きているのだとしたら、単純計算で120回変化していることになります。
つまり 講習を受けていても 説明と結果=理解に違いが起きていることになるのです。簡単に言うと「嘘」にしか聞こえないのです。
言い換えると 的を得た理解ができていないことになるのです。だから いくら熱心に説明したところで 説明を受けた側には理解ができないのです。
しかし、理解できる方法があります。それは 計画的に施術を行い、その施術結果をデジタルカメラで写真に撮り、仕上がりを確認する方法です。
計画的な施術方法というのは 「二次元脳」「球体要素」「ゲシュタルト崩壊」「ゲシュタルトの法則」といった脳で起きてしまう錯誤を計算し、採寸結果を修正した設計図を基にして施術を行うことです。
従来の施術方法とは全く違うので 施術途中は不安になりますが、仕上がりを写真に撮り、客観的に確認した時、どこを修正すればよいかがはっきりをわかるようになります。
なぜ、修正箇所がはっきりとわかるようになるのかというと切りすぎていないからです。デジタルカメラの写真を見れば 切りすぎていないことがわかります。つまり、 不必要な部分を取り除けば、思い通りの仕上がりになることが視覚情報として理解できるようになるからです。
この4組のイラストをご覧ください。これは 顔と髪型を一つの形だと認識した状態を示しています。左側は 卵型の中に顔が収まっています。しかし、右側ははみ出しているのです。この二つを比較した時、あなたの脳はどのように認識していますか?
ゲシュタルトの法則は、人間が物事を認知する際に、全体像を優先して要素をグループ化し、秩序や関係性を無意識に把握する心理学の法則です。
卵型の中に納まっている状態は 二つの要素があることが理解でき、一つの形だと認識されますが、卵型の中に納まっていない状態の時には 別々の二つの要素として認識されるのです。
これが サイズ合わせの必要性なのです。サイズが合えば欠点を消すことができるのですが、サイズが合わなければ欠点を強調してしまうのです。
これが 「似合う」という原理です。
このビフォーアフターを見た時、『もとが綺麗だったんだね。』と感じるのは こうした脳の働きを考慮してサイズ合わせが行われているからです。
『もとが綺麗だったんだね。』という認識になるのは ゲシュタルト崩壊によって「それほど変化していない。」と感じさせているからです。
洋服や 靴を買いに行って サイズが合わないものは絶対に買わないのは 欠点がはっきりと見えるようになるからです。これがゲシュタルトの法則という脳の働きによるものなのです。
美容技術も サイズを合わせれば誰でもきれいになれるのです。サイジングは 簡単に欠点を隠すことができるのです。



