それでは 「綺麗」にするために欠点をを消してしまう脳の働きをご紹介いたします。

 この写真をご覧ください。顔は同じですが、髪型の部分は 大きさに違いがあります。この違いは はっきりと認識できます。これは 顔と髪型という要素を別々に表しています。

ところが その二つの要素を合体してみます。

 

 このようになります。この写真を見た時、どのように感じますか?

顔と髪型を合体することによって 一つの形になります。二つ別々の要素が一つになることによって 見えてくるイメージはどのように変化しているのでしょうか?

 顔と髪型が一つの形になることによって 頭部骨格の中に占める髪型の割合は 小さくなります。頭部の中に占める髪型の割合は 2倍であったものが 4分の1倍にしか変化していないように見えるようになるのです。

 つまり、頭部骨格の中に占める髪型の割合は 1対2から2対8(髪型自体は2倍に変化しているのですが、髪型と顔を合計した全体から見ると7から8に変化しただけなので 4分の1変化しただけに見えるのです。

 

 さらに ゲシュタルト崩壊によって その変化は消されてゆくのです。見始めて29秒経過したときから それほど違いがないと感じるようになるのです。一番初めに見た写真を比較すると 髪型の高さは2倍に変化しているのですが、髪型と顔を合体させたときには 4分の1変化しただけに見えるようになり、29秒経過すると 顔が変化していないことがわかるようになり、理論的に顔自体が変化していないから 見えているイメージは変わっていないという認識になるのです。

 

 ところが 感性=無意識の認識は 大幅に変化していると感じるのです。顔と髪型を一つの形であると認識しているために 頭部の形自体が変化していると認識します。

 つまり、これが「近似の法則」という錯誤になるのです。近似の法則というのは 近くに存在するものを一つの塊であると認識することです。そのために 髪型の大きさを変えることによって 顔と髪型の相対バランスが変わり、頭部骨格の中に存在する顔の形が小さく引き締まって見えるようになるのです。

 こうした脳の働きによって 無意識のうちに顔の大きさが消されてゆく(見えなくなる)のです。

 

 このようにデータ美容は デジタルカメラとパソコンを使い、視覚化し、「フェイスマップ」と比較し、その物理的変化を数値にし、その変化が作り出すイメージがどのように変化しているのかを分析し、理論立てて設計しています。曖昧にしか認識できなかった「感性」を言語化し、誰にでも理解できるようにしています。

 理論化して分かったことは 目に見えていない脳の働きが 「パレイドリア現象」や「みなし予測の法則」といった、目に見えない脳の働きによって 従来の経験から勝手に想像し、「綺麗」を作り出す脳の働きが見つかったのです。

 データ美容の講義内容は 読んだだけでは 理解できません。その理由は デジタルカメラもなくパソコンもなかったために、誰もこうした脳の働きを理論立てて理解したことがなかったからです。あなた自身が施術体験を通して 自分自身の脳の働きを理解する必要があるのです。その施術体験を通して学び、あなたの脳を活性化するのです。

 ゲシュタルト心理学、二次元脳、球体要素、ゲシュタルト崩壊、パレイドリア現象、みなし予測の法則、ゲシュタルトの法則などの頭のなかで何が起きているのかを学びましょう。