これは 小学校3~4年のころ、吉永小百合さんや梶芽衣子さんを見て その美しさに感動し、なぜ?こんなに感動するのだろうか?という疑問がわき、その原因を探るために 「似顔絵」を描き出したのです。
そして 何十人、何百人と描くうちに この三角形が見えるようになりました。なぜこの三角形が見えるのか不思議でしたが、この三角形を基にしてきれいというイメージが作り出されていることがわかりました。
そして 美術雑誌を見ていた時、この三角形が出てきたのです。この三角形が目、鼻、口、眉毛といった各要素の相対バランスの黄金比だということに気づいたのです。
きれいに見せるためには この三角形になるようにメイクを整えてゆけばきれいになることが判明したのです。
皆さんは このさんかっく系を見た時、ほとんど同じようにしか見えないと思います。ところが 見慣れるようになるとそれぞれの三角形のバランスが違っていることに気づくようになります。
このビフォーアフターを見ても それほど変わらないように見えますが、右のほうがはっきりと整って見えると思います。
もともと美容技術というのは ミリ単位の変化が作り出す世界なのです。ほんの少し違って見えるのですが、大きな違いが生まれるのです。
その理由は 実は 1ミリ、2ミリのほんの少ししか違わないと思える視覚情報が 実は 3倍の変化を創り出していたり、逆に 3分の1の変化にしか見えないという物理的錯誤を創り出しているのです。
この働きを見えなくしていたのが「ゲシュタルト崩壊」という働きです。29秒で見慣れてしまい、変化していないという錯誤を作ることによって 高さが3~4センチ高くなっていてもそれほど違いがないという錯誤に陥るのです。
このように高さが違っていても顔が同じであるために それほど違いがないと感じてしまうのです。しかし、実際には 3センチ高くするために 髪の毛の長さは9センチ長く残してあるのです。
こうした錯誤によって 物理的錯誤=採寸結果の間違いが起きているのです。
