視覚化されえたデータを基にして どのように採寸結果に間違いが起きているのかを説明いたします。
これは 二次元脳という脳の働きが引き起こしているものです。二次元脳というのは 視覚情報を脳におぼえこむとき、網膜を通して認識されるために 奥行きのない平面的な情報として認識されます。そのために 奥行きを作るための長さが足りなくなるために 採寸結果に間違いが起きるのです。
例えば
これは その洋服を平面に置いた状態の写真です。この時、立体の状態と比較すると焼く1.5倍の幅になっています。
もし、写真(平面)の視覚情報を基にして 平面状の生地を裁断した場合 約3分の1の幅になってしまい、思い通りの仕上がりにはなりません。目に見えている視覚情報を基にして 立体を作る場合、必ず奥行きを作るための採寸結果を加えておく必要があるのです。肉体を覆うための洋服は 直径×3,14という公式に当てはめてみれば立体にするために必要な長さを計算できます。
そして 洋服を作る場合、縫い合わせることができるので 縫い合わせてしまえば 奥行きに必要な長さを補うことができます。
ところが、 髪型の場合、カットしてしまった髪の毛はつなげることができません。その結果 約3分の1の大きさにしかならず、思い通りの結果を得られなかったのです。
この写真は 上のスタイルと同じ仕上がりにしようとしてカットしたのですが、平面の視覚情報から 三次元の立体を作ろうとしたために 約3分の2の長さ(口角の横)にしかならなかったのです。
しかし、こうした脳で起きている錯誤に気づかなかったために なぜ間違っているのかという原因を突き止めることができず、お客様の骨格に似合わないのだという曖昧な結論を導き出していたのです。
しかし こうした複数の錯誤を デジタルカメラとパソコンを使い視覚化してみると 簡単に改善方法が見つかったのです。
視覚情報(二次元)を基にして三次元(立体)を作るときには 3倍の長さを残す必要があるということです。カットスタイルの場合は 約1,5倍の長さを残すという計算が成り立つのです。
データ化することによって 曖昧にしか理解できなかったことを はっきりと理解できるようにしたのです。無意識の認識と呼ばれていたことが はっきりと視覚化し、視覚化したことによって生み出されたイメージを言語化できるようにしたのです。
今回の場合も 物理的錯誤をはっきり視覚化したことによって 改善策を見つけることができたのです。
データ美容は デジタルカメラの存在が大きいのです。撮った映像をすぐに写真にできるのです。その結果、ゲシュタルト崩壊によって「化かす」という美容技術のベースがはっきりとしたので。
