二人目の霊感師さんは 料亭の女将という仕事柄 奇麗に結い上げて着物を着ていました。本当に美しい方でした。

 この人をセットすることで お客様の視点の正確さに驚かされました。高さ、大きさ、すべてのラインが見えているのですから 毎日同じ仕上がりにするという至難の技を覚えました。

 セットで一番難しいのは 毎回同じ仕上がりにしなければならないということです。この繰り返しをさせてもらい、相対バランスを身に着けることが出来ました。

 この人の影響を受け、霊に関する本を買いにゆき、自然に学ぶようになりました。仕事中にいろいろなことを教えていただきました。

 そして 将来指導者にならなければならないと、くぎを刺されました。そして 平田照美さんの予言のことも話すと 「やはりね!あきらめてやりなさい!」と 追い打ちをかけられました。

 自信のなかった私は 「もし、できなかったときは どうなりますか?」問いたところ、「生まれ変わった時にやり直さなければならないよ」と言われ、仕方なく、試みることにしました。

 

 お客様の中には 人前に出なければならない仕事の人たちが結構いました。月に2~3回大阪に出張する藤間流の日舞の先生がいました。こうした人たちは 着物に似合う大きさの髪型を望まれました。自分の体の一部としてトータルバランスを考えて見えました。

 実は この人も霊感がありました。入院したとき、いろいろな人が見えたりしたそうです。目に見えない世界のことを教えていただきました。この人は 安倍晴明から手紙が送られてきたと言っていました。そこには 日舞を通して人の役に立つ運命だとおっしゃっていました。

 この時私は 安倍晴明という人が昔いたことは 知っていましたが、今、存在していると聞いたことはありません。だからこの人は本当のことを言っているのだろうかと疑いましたが、その1週間後、女性週刊誌に いろいろな霊感師さんの中「安倍晴明」という若者が載っていたのです。まるで私に目に見えない霊の世界があることを 教えているようでした。

 

 この人は 宝塚の男役の有名な人がお弟子さんにいたそうです。歌謡ショーなどに出演する バックのダンサーもやっていたそうです。

 

 しかし、 肝臓がんにかかり、なくなってしまいました。

 そして この時、娘さんが来店され 葬式案内を置いて行かれましたので お通夜に言って参りました。

 ところが 葬式の日は 友引の日だったらしく 何事もなければよいと思っていましたが、1年後、息子さんがなくなってしまいました。彼女のお弟子さんが 私に伝えに来てくださいました。

 

 こうした方々は 疑り深い私に霊の世界が 存在することを教えてくださいました。