一人目の霊感師さんは 平田照美さんでした。この人の予言が当たりすぎ、予言から逃げました。
インターンになると同時に店長にされてしまい、松平健という名前が私の幼馴染の芸名であることも当たりました。そして 写真を撮りなさいという予言によって デジカメを使ったデータ美容を開発しました。
そして 「美容業界の指導者になる。」という予言をされ、逃げることにしました。なぜなら、私は基本通りにしても 全然思い通りの仕上がりができなかったからです。
当然、指導者になんかなれるはずがないのです。 指導者になんかならず、国家試験だけ合格すればよいと考えていました。なったとしても苦労することが目に見えています!写真を見たとき、自分自身の脳が壊れてしまったのかというぐらいショックを受けたのです。
ところが 店長になった時から 生き方を変えざるを得なくなりました。見習いが店長になっているのです。ほかの人がどんな失敗をしても 怒る訳にはいかないのです。見習いが、見習いを使っているのですから、怒ってしまえば 仕事をしなくなるのは目に見えています。とにかく怒らずに 指導しながら、自分が頑張るしかないのです。誰も助けてはくれないのです。
仕事が終わっても ほかの人をどのように指導すれば うまくやってくれるのかと考えていました。考え始めると眠れなくなるようになりました。
この頃から 飲めない酒を飲んで 眠りに着けるようにしていました。当時の私は 「店長」になったことを幸運だと思ったことはありません。
なぜ?このような「間違い」が起きているのだろうかと思っていました。なぜこんな苦労をしなければいけないのだろうか?免許を持っていない私が ほかの人の3倍は働いているのです。怒りも不満もすべて自分の責任になるのです。
とにかく「自分」を捨てることにしました。自分がどうしたいかと考えても かなわないのです。ほかのスタッフをどうするべきかを考え続けていました。
だから、データ美容は 失敗しないで、計画性を持った施術方法にするしかありませでした。言い換えると どうしたら手を抜くことが出来るのかと考えていたのです。
この時 私の続けざまに起きる「失敗」が役に立ちました。「失敗」するごとに 知恵が浮かぶのです。基本通りにしてもできないのだから すべてお客様たちから学び取るようにしました。次回来店時に、どうだったかという結果を聞き、どうすれば良いかを聞き続けました。
結局、3年で辞めるはずが、8年も居座ってしまいました。この8年間の間に 美容業界でできる仕事はほとんどすべて体験しました。ヘアメイクや、ヘアショー、ファッションショー、講習の補助、など最先端の環境に恵まれていました。
そして 30になったころ、結婚を機に、辞めることにしました。
その頃の目標は 「普通の美容師」でした。マイペースで仕事ができ、子供を育て、普通の家庭にあこがれていました。
とにかく霊感師さんとかかわることはやめようと決心したのです。
ところが 結婚してから もう一人の霊感師さんと巡り合うことになりました。
その人は その人の二十歳の成人式に アップを結い2,3回に来ました。そして 10年後、料亭の女将になるから 週に2回ほどアップを言ってくれないかという要望があり、来店するようになりました。
来店するようになってから、その人が交通事故にあってから「霊感」がわくようになったと話すようになりました。
以前、平田先生のように個人名まで当たられたという経験があったので 聞き流すようにしていましたが、その人も私に指導者になるように説得してくるようになりました。
なるべき聞き流す湯にしていましたが、 実は 当時、私の妻は 子供に対して虐待をし続けていたのです。このことに相談に乗っていただき、いろいろなことに相談に乗っていただいていたのです。加藤智子さんという人です。かなりの美人です。料亭には あべ静江さんや、島田陽子さん、池上季実子さんといった女優さんが見えるほど繁盛していました。
この人は 本当に面倒見の良い人でした。いろいろな相談の乗っていただき、助けてもらいました。この人が熱心に研究発表をすることを勧めてくださいました。
私には そんなつもりはないと断っていましたが、5~6年かけて説得され、行動することにしました。
その結果 清水先生の紹介によって 顔学会に参加して研究発表をするようになりました。一番初めは 東北大学でした。その時、毛髪美容学会からも研究発表の依頼が来ました。もう一人、中松教授という人からも興味を持っていただきました。
研究発表をするようになってから はじめて美容業界がどうなっているのかを客観的に知ることが出来ました。
そして 私の施術方法とは全く違うことに気づいたのです。サイズを合わせるという概念がないことにびっくりしました。
洋服でも靴でもサイズを合わせることが当然だと思っていたので、「サイジング」の概念がないことにびっくりしました。
その後、1年間隔で霊感師さんが出現されるようになりました。 そして どうするべきかを教えてくださるようになりました。結局今のところ、4人の霊感師さんが 後押ししてくださっています。
目に見えないことを予言する霊感師さんたちにお世話になりながら、データ美容で 見ただけではわからない美容理論を発表している自分がいることにびっくりします。
この頃の私は 「店長になんかなるものじゃない。」と思っていました。