「類同の法則」というのは 色や形、大きさが同じ(似ている)ものは、同じグループだと認識されやすい、ということです。

 

 つまり、美容デザインというのは基本的に ゴールデンバランスの相似形にすれば 奇麗に見えるのです。

 ゴールデンバランスと同じに見えるようにするために 美容デザインがあるのです。

ところが 人体はすべて曲線で構成されているために 採寸結果に間違いが生じやすいのです。その間違いを無くすために デジカメで写真を撮り、パソコンに取り込んでオーバーラップさせるのです。

 写真の上にフェイスマップをオーバーラップさせてみれば どこがどのよがうに違うかがはっきりし、どのように修正すればよいかが明確になるのです。

 美容技術が「感性」に支配されてきたのは 球体要素があったからです。曲線の変化を正確に採寸できなかったために 感覚的に理解してきたのです。

 しかし、デジタルカメラとパソコンの出現により、微妙な違いがはっきりと視覚化できるようになり、どこをどのように改善すればよいかを 簡単に誰にでも理解できるようにしたのです。

 

 ところが 簡単に改善でき、美しく見えるようになったのですが、「ゲシュタルト崩壊」=「見慣れる」という脳の働きによって 「同一」に見えるために 「違い」がわからなくなってしまったのです。

 つまり、これが「消す」という効果になるのです。

 だから 仕上がった時に 「元が奇麗だったんですね。」という結論になるのです。

 

 

この2枚の写真を比較してみてください。

「肌色は一色である」という基本的な脳の考え方を利用し、色素沈着を消し、ファンデーションを使い 顔立ちを整えています。

     

左側の不必要な色素沈着を見てください。

 この色素沈着を消すために 目じりと小鼻の回り、そして口角にコンシーラーを使い、消しています。見た人は 無意識のうちに 肌色は一色であると思い込み、右端のように整った顔立ちに見えるのです。 

 顔立ちを整えるときには この三角形を基準にして整えます。美しく見せるための三角形です。この三角形が相似形でないと美しく見えないのです。腕の良いカメラマンは この三角形を探し、アングルを決めてシャッターを切るのです。

 

 こうした脳の働きを知っていれば 簡単に欠点を消すことが出来るのです。

 おまけに 欠点を消してしまえば 「元が奇麗だったのだ。」という「錯誤」を創ることが出来るのです。