パレドリメイク法というのは ヘアメイクの仕事に携わっていたころ体得した技術です。
モデルや女優さんたちが 経験を積むごとにドンドン奇麗になってゆきますが、その謎を解き明かしたメイクアップ技術です。
この方法は 湯上りのイメージを創るためのメイクアップ技術です。
この方法を覚えると ノーメイクに見えるのに、素顔とは全く違って奇麗に見えるようになります。その結果 元が奇麗だったんだと思われるようになります。
パレドリメイクというのは 脳の働きの中に パレイドリア現象という働きがあります。パレイドリアとは、心理現象の一種です。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指します。例えば 雲の形から動物、顔、何らかの物体を思い浮かべたり、月の模様から人やウサギの姿が見えてきたりする働きです。
見ただけでは 何がどうなっているのかが全くを借りません。簡単に言うと「錯視」を使って脳を「騙す」技術なのです。つまり手品(マジック)と同じように「騙す」技術なのです。
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このように変わります。化粧がそんなに濃いわけではないにもかかわらず、激変しています。
二人とも50代ですが、激変しています。
このように変化させているのは 「パレイドリア」という脳の働きなのです。勝手に脳が奇麗だと判断してしまうのです。
このパレイドリア現象は 29秒経つとゲシュタルト崩壊と言う働き=「見慣れる」ことによって 「変化していない」と判断してしまうのです。つまり「変化している」という事実が認識できなくなるのです。
これが 「化ける」という脳の働きなのです。
この働きは 29秒で起きてしまう「ゲシュタルト崩壊」によって消されてしまうために 美容技術として「認識」されませんでした。「変化していない」という事実として 騙され続けてきたのです。
つまり、「ゲシュタルト心理学」を知らなければ この美容技術の仕組みを理解することはできません。「ゲシュタルト心理学」というのは ものの形を脳がどのように認識しているのかという脳の働きを理論的に解明している学問です。こうした脳の働きによって見えなくなっていたために 美容技術の発展が止められてきたのです。
講習をしても 絶え間なく起きている(29秒)「ゲシュタルト崩壊」によって 「変化していない。」としか認識されなかったからです。
この美容技術は 従来の美容技術とは全く違った施術方法なのです。
この仕組みを理論化することが出来るよになったのは パソコンとデジタルカメラが出現したからです。
デジタルカメラの出現によって 仕上がりをすぐに客観的に見直すことが出来るようになったために 29秒で起きていた「ゲシュタルト崩壊」が起きていることを視覚化できるようになったからです。
写真を撮ってパソコンに取り込むことで、すぐにその変化を視覚化できるのです。今まで無意識にしか認識できなかったために消されていた変化が はっきりと見ることが出来るのです。
次回は 具体的な施術方法を ご紹介いたします。実際に やってみると面白いですよ!

