二次元脳というのは 目で見た視覚情報は 網膜を通して記憶されるために 立体=三次元を見たとしても 二次元として認識されます。この錯誤に気づいていないために 採寸結果に間違いが起きているのです。
おまけに 二次元=平面であると認識していながら 実は 一次元として認識するという錯誤が起きているのです。
この時、「なに?それ?」という疑問が浮かびます。
一次元として認識してしまうのは 一本の毛髪を複数束ねて面(パネル)とするために 錯誤してしまうのです。
例えば
このようにパネルは 一次元の状態である毛髪を束ねることによって面になります。その時に視覚情報を基にして数センチをカットします。 この資格情報を見ると面=二次元の一部をカットしているように見えますが、実は 線状の毛髪を数センチカットしているにすぎず、 二次元=平面ではないのです。
この時 線状の毛髪を数センチカットしただけなのです。
次に図1のパネルを集めて 面にします。この時、初めて立体=三次元になり、立体的平面=二次元をカットしたことになるのです。
実は この時、図1ですでに二次元になっているという錯誤が起きているのです。図1を見ると、平面上の視覚情報は 1センチ幅の面を省いたことになっていますが、線状の毛髪がカットされているにすぎないのです。つまり、図1の視覚情報では 面として変化しているように見えますが、実際には 線状の毛髪の長さが短くなっているにすぎないのです。
このように線状の毛髪を集めて背面上にし、その一部をカットすることによって 面=二次元の一部をカットしたことになるのです。線状の毛髪を束ね、パネルにし、そのパネルを束ねることによって面=二次元を省いたことになるのです。パネルを集め立体にして はじめて二次元≒平面になるのです。これも「錯誤」ですね。
そして 奥行きを創ることによって はじめてりったの体積を望みのサイズにできるのです。ここにも物理的錯誤が起きているのです。
髪型のサイズを合わせるためには 目に見えている視覚情報だけでは正確な採寸結果にならないのです。カットするパネルは 線の集合体にすぎないのです。パネルをカットしたことによって面が省かれたように見えますが、物理的には 線状の毛髪の集合体にすぎないのです。
目に見えている視覚情報の3倍の長さを残さなければサイズ合わせができないのです。
そしてサイズ合わせをした後、仕上げをすると、3倍の長さを残しても 立体にしてしまうと3分の1の大きさにしか変化しません。これも錯誤です。
このように美容デザインのサイズ合わせは 3倍の長さを残し、たにもかかわらず、仕上げてしまえば3分の1しか変化していません。そして その3分の1の変化もゲシュタルト崩壊によって消されてしあうために「変化していない」という錯誤になるのです。
このように美容デザインは 「二次元脳」「球体要素」「ゲシュタルト崩壊」の3つの錯誤によって 錯誤を作りながら錯誤を消したりするために だます仕組みがわかりにくいのです。
しかし、騙す側に立ってを体験すると どこでどのようにだましているのかを確認できるようになります。
手品と同じです。全部「種」と「仕掛け」があるのです。