子供のころから 私は「ゲシュタルト崩壊」と戦ってきました。

 

 というのは 絵を描くことが好き、習字を習うことが好きでした。作品作りにおいて 同じ文字を練習し、どれが一番良い出来であるかを判断しなければなりませんでした。同じように書いたつもりでも 微妙な違いを指摘され続けてきました。

 また同じような絵を描いても それぞれの微妙な違いを指摘されてきました。

 

 作品展に入賞するために そんな微妙な違いと格闘し続けていたのです。

 

 そして そんな些細な違いが創り出すおおきな変化を知るようになりました。確かに 作品を比べてみると それほど違いが無いように見えるのですが、はっきりとその違いが判るようになるのです。訓練することによって はっきりとした違いを感じるようになるのです。

 

 高校から大学生になるころに そうした違いを見分ける能力が少しづつついてきました。そして それが「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きであることを知りました。

 

 そして 「ゲシュタルト崩壊」が起きるのが 29秒で始まるということがわかりました。

 

 このことに気づくによって 人間にとって「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きが 非常に重要であることに気づきました。

 

 簡単に言うと、「慣れる」=「ゲシュタルト崩壊」という働きがあることによって 苦しさに耐えることができるようになったり、「楽しさ」になれることによって 楽しさ」が当たり前になってしまい感動しなくなったりするのです。

 

 反対の視点に立つと どんな苦しみも 時間の経過とともに耐えることができるようになるのです。その結果 強い人間になれるのです。

 また、どんなに楽しいことが起きても 時間の経過とともに その楽しさに慣れてしまい、感動しなくなるのです。そして感謝しなくなり、堕落してゆくのです。

 

 要するに 「ゲシュタルト崩壊」によって感覚的なヅレが生じてくるのです。

 

 美容技術は「感性だよ!」という言葉が言われますが、この「感性」にヅレ、つまり、「間違い」が起きていことが判明したのです。

 

 そして そのヅレを視覚化するためにデジタルカメラで写真を取り、パソコンに取り込み、「フェイスマップ」を使うのです。29秒で起き始めてしまい見失ってしまう変化が はっきりと見えるようになるのです。

 

 このようにして 私たちの視覚情報に「間違い=ヅレ」があることを視覚化したのです。

例えば

 これはチェッカーシャドウ錯視と呼ばれるものです。AとBは 同じ色に見えますが、

このように全く違う色に見えるのです。これが「錯視」=見間違いです。

 

 こうした脳の働きに気づかなかったために 採寸結果などに間違いが起きていたのです。

 

 データ美容は こうした脳の働きを視覚化するので 間違いを理論的に理解できるようになるのです。