フェイスマップが必要なのは 29秒で起きてしまう「ゲシュタルト崩壊」の働きを視覚化する必要があるからです。
「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きによって「見慣れ」てしまい変化がわからなくなるために 「変化していない。」という結論になってしまうのです。
実は 似顔絵を描いてみるとよくわかりますが、人間の顔を模写するためには かなり緻密なテクニックが必要なのです。その高度なテクニックがゲシュタルト崩壊によって見えなくなってしまうために 美容技術が発展しなかったのでっす。
データ美容は デジタルカメラとパソコンを使うことによって 微妙な変化を具体的に視覚化しました。その微妙な変化が創り出す「相対バランス」によって 今まで見えなかった微妙なイメージの変化を具体的に確認できるようになりました。
簡単に言えば 美容技術に重要であると考えられていた曖昧な「感性」を視覚化することができたのです。
施術をこなすごとに それらの「感性」を具体的に体験できるようになり、その感性のデータを共有できるのです。
この写真は 顔立ちを整える相対バランスを視覚化しています。顔の中にある三角形の微妙な違いが判りますか?左側は少しずつずれていますが、右側は 三角形が均等な相似形になるようにデザインしています。これが「顔だちを整える」技術です。
見慣れないとそんなに違いが無いように見えますが、施術を繰り返すうちに その微妙な違いが創り出す変化が 無意識のうちの脳の中に溶け込んでナチュラルな美しさを創り出していることに気づくようになります。
繰り返すうちに 無意識に認識される「感性」が育つようになるのです。