皆さん!「代理のミュンヒハウゼン症候群」という精神障害をご存じですか?
20年ほど前、テレビのニュースに出ていました。自分の子供の入院先で 点滴に泥水を混ぜ、悪化させるといいう事件がありました。その犯人を捜すために カメラを仕掛けたところ、実の母親による犯行だということがわかりました。
ミュンヒハウゼン症候群というのは 自分自身に意図的に病気や怪我を負わせ、病院で治療を受けることで自分を中心に周囲の人々から注意を引こうとする精神障害です。
そこに「代理」という言葉が付くと自分自身以外の人に意図的に病気やけがを負わせ、看病することによって「けなげな母親」として自分自身の存在をイメージづけるのです。
実は私の妻がこの精神障害でした。当時、こうした病名など知らなかったものですから、なぜこの様に自分の子供を虐待するのかわかりませんでした。
しかし、このニュースを見て気づきました。虐待というのがこのようにして起きるのだということに気づいたのです。「良い母親」でありたいと思うあまり、健全でないわが子の存在を期待するのです。つまり、どこかに欠陥があることによって、自分自身を「けなげな母親」として他者にアピールできるのだとわかるのです。
その結果 「けなげな母親」というイメージが前面に押し出されるために、「虐待」という二文字が見えなくなり、第三者には 「けなげな母親」しか見えなくなるのです。
私は 虐待の現状をほかの人に必死になって訴えていましたが、「母親がそんなことやるわけがない。」と思われ、訴えている私の方が怪訝な目で見られてしまいました。また すぐ近くにいる従業員たちも全く気付かないし、親兄弟に助けを求めても そんなことあるはずがない!」と思われてしまうありさまでした。
もはや「常識」では考えられない事実が生まれているのです。家庭のなかが「戦場」とかしているのです。戦いの場になっているのです。その中で子供たちが「育つ」か「殺される」のです。
そして 虐待している本人自身も「虐待」ではなく「しつけ」だと勘違いしているのです。その結果、子供が成長した後は 見捨てられ、母親一人が取り残されてしまうのです。
今、多くの虐待事件が起きています。そして家庭内における殺人事件も起きています。そうしたいじめや虐待の真相が見えないのは 今までの「常識」視点なのです。
「類の9番目の人生」というタイトルのdvdは 母親によって子供が何回も殺されかける物語です。絶対にあるはずがない物語です。結局のところ、父親が犠牲になってしまうという物語です。
ぜひ一度見てください。