先日放送されたNHKの番組の「現実はこうして作られる」という番組があった。

 

目で見た視覚情報が  脳の中でどのように認知され、どのように受け止められ、具体的に「現実」として理解されているのかということについて脳科学の視点から解明した番組です。

 

この内容は 私が去年の9月に行った香川大学の顔学会での発表と似たものでした。

 

私自身この番組を見て 自分自身の理解力に間違いが無いことを確信しました。やはり各種の錯覚によって脳が勝手に想像し、「現実」として認識しているのだと実感しました。

 

ただ、私の理論との違いは「ゲシュタルト崩壊」です。

 

「ゲシュタルト崩壊」は 29秒経つと見慣れてしまい、違いが分からなくなってしまうのです。簡単に言うと「見慣れる」という働きです。

 

つまり、美容の根本である、「化かす、騙す、誤魔化す、隠す」といったマジック現象を創り出している立役者なのです。

 

美容デザインにおいて 「ゲシュタルト崩壊」が一番重要な働きをしているのです。髪型を変えたり、メイクアップをしたときに 違和感なく受け入れさせ、その人がきれいだと認識させているのが「ゲシュタルト崩壊」なのです。

 

しかし、私の理論は 見慣れることによって 「実は元から奇麗だったのだ。」と認識させてしまい、美容技術の効果だということを認めてもらいえないという結果になってしまうのです。

 

これが「二次元脳」という認知システムによる錯覚なのです。「二次元脳」というのは 二次元の世界において通用する理論なのです。つまり、三次元視点における理論とは全く違っているのです。

 

私が行っている「データ美容」は デジタルカメラとコンピューターを使って視覚化し、こうした多次元視点にい基づいてデータ分析を行い、美容デザインを設計しています。

 

簡単に言うと 見ているだけでは 絶対に何がどう変化しているのかが分からなくなる仕組みになっているのです。

 

これらのビフォーアフターを見ても、「ああ、元がきれいだったんだね。」と結論付けられてしまうのです。

 

「データ美容」は 脳の認知システムを知らなければ何がどう変化したのかは全く分からないのです。

 

ただ、理論的解釈をしない「お客様」達には はっきりとその違いが判るのです。皆さんが考えているような小さな変化ではなく、想像以上の変化が起きているのです。

 

だから 施術後には 驚きの声が上がるのです。「わー!、こんあふうにしたかったの!」と。

 

これは 「相対バランス」による錯覚です。相対バランスは 見た目の違いが2ミリだった場合、実は 4ミリの違いになっているのです。

 

そして左右対称であると考えられている顔については その倍の8ミリの違いになっているのです。

 

「データ美容」はこうした種々の錯覚を視覚化し、データにして 物理的な変化を数値にしてデザインしています。

 

そしてそのデザインの根本になっているのはゴールデンバランスなのです。ゴールデンバランスは無意識に認識されているために自分自身ではわからないのですが、必ずゴールデンバランスを基準として 「美醜」の判断を行っているのです。

 

だから お客さんたちの判断に合致するのです。