連続テレビ小説なんて言うと、歳がバレますが、放送中の朝ドラ「カムカムエブリバディ」は久しぶりに毎回欠かさず見ています。

岡山編で出てきた大阪商科大学(現大阪市立大学)は、昔から文科系でかなりの名門でした。

 

その大学が今年4月から大阪府立大学と合併して大阪公立大学として発足するのはご存知の方も多いと思います。

国公立では東大、阪大に次いで3番目の規模の大学になるようです。

 

私が学生だった頃(50年前!)と比べて、各大学の入学難易度はかなり変遷しました。

東京一極集中で、東大、一橋などに比べ京大の難易度はかなり落ちました。

50年前は阪大や京大の滑り止めが早稲田、慶応というのが普通でしたが、今では阪大、東北大などよりも早稲田、慶応の方が難しい場合もあるのではないかと思います。

 

 

関西でも、関関同立という学校群から同志社が抜け出し、グロコミなどは早慶に近い難易度と言えるのではないでしょうか。

元々同志社というのは、京都の一流企業や老舗の子弟が、そういった階層の中での人間関係を築くために行く学校で、大学から入学する学生はどちらかと言うとお客様という風情の、いかにも「京都人のいけず」を体現したような学校でしたが(失礼はお許しください!)、これからは名実ともに難関大学になるようです。

 

大阪公立大学に話を戻しますが、他の大学立地が都市中心部から離れる一方なのに比して、大阪公立大は森ノ宮の大阪城の真ん前の広大な土地に巨額の投資をして高層の校舎が建設されようとしています。

学費も地元民で年収のそう高くない世帯の場合、免除されます。

これから大学進学を控えている親孝行な生徒たちにとって、かなり良い選択肢になります。

 

特に神戸大学に通学するために毎日登山するぐらいなら、大阪公立大の方がおすすめです(笑)。

 

私の本業、中学受験もこちら関西では真っ只中、親御様からの結果を待つ日々です。

みんな頑張れ!!

 

100点続出の今年の灘中学の入試問題ですが、遅ればせながら解説を作り始めました。

難問ではないので、もう一つモチベーションが・・・。

来年に期待しましょう。

 

とはいえ、面白い問題もありますので是非挑戦してみて下さい。

新6年生が腕試しに今やると、ぴったりのタイミングです。

 

こちらに掲載しています。

 

 

 

 

 

もうしばらく、理科の超難問シリーズを続けます。

レベルは灘、甲陽の上位受験生から出た質問をまとめています。

 

水素の発生の問題ですが、グラフの意味をまず理解しないと解けません。

想像力をしっかり働かして下さい。

 

  解説はこちらに掲載しています。

 

 

 

今年の灘中学の入試問題は、昨年が簡単だったので難化するものと思っておりましたが、逆に昨年よりも受験者平均点が高くなりました。

 

算数の合格者平均と全体平均の差が30点となり他の教科を圧倒しています。

算数の得意な生徒の圧勝となりました。

 

コロナの影響があったのかどうかわかりませんが、6年一貫の高校生の勉強などを見ていますと、発展的な内容はすべてパス、大変基礎的な内容に絞られています。

 

今年ははじめて京都の洛北高校附属中の受験生を見させていただきましたが、パズル的な思考力問題中心で大変おもしろかったです。レベルも難関私学に負けていません。

 

大学共通テストの思考力中心の傾向が中学受験にも影響してくるのは確実です。

 

私の受け持ち生徒の結果も出揃いました。

 

灘中学、洛南高校附属中、洛北高校附属中、須磨学園夙川中学

 

合格おめでとう!!

 

 

 

教え子たちにも、一足早い春が来ました。

 

毎年どんなにできる子でも、結果がでるまで安心できることはありません。

子供達に心からお疲れ様と言いたいです。

親御様にはなおさらの事です。

 

首都圏はもうしばらくの辛抱ですね。

 

合格結果はこちらに掲載しております。