縁を切るつもりで連絡も取らず疎遠になっていましたが
情に流されお見舞いなどに行ってしまいました。
強がって気丈にふるまっているのか分かりませんが
パワーは相変わらずで…ガン患者には見えません

お見舞金を持ってこない!と怒った(?)珠子さんの弟ヒデさん。
その弟に見せるために
空で良いのでお見舞い金の封筒を持って来いと言われました。
その封筒に旦那の直筆で名前を書き、金額を書きます。3万円…
旦那「どうせそれは叔父さんに渡すんだろ!
」珠子「ううん、封筒を見せるだけ!
」旦那「・・・だいじょうぶかよ
」私 「本当に大丈夫ですか?
」珠子「大丈夫よ!財布は私が握っているし!!
あの子、優しい子なのよ?
」うん…確かに優しい人だと思う。
私 「知ってます…けど…」
お金のことに関しては
がめついし怖いし
国民保険700万円滞納だしと続けるつもりでしたが、珠子さん間髪入れず
珠子「そうよね。仲良くやっていたものね、じゃあ
あの子頼むね
」私 「は?
」なんでそこで私が
義叔父を頼まれなくちゃ
いけないんですか?
え?ちょ???
聞きたい言葉を聞いたらそれ以上聞かない
言いたいことだけを言い続けるそんな珠子には
何を言っても無駄

困惑している私を横に
珠子さんが旦那にすがるような目で言ってきました。
珠子「私が危篤のときには来てくれるよね?」
うわ、またその話…

旦那「…どうかなぁ…(’3’)」
あさっての方向を見ていうし…

珠子「危篤の時には来てくれるでしょ!?」
と、また喧嘩になる?
というようななんか雲行きが怪しくなってきたので
私 「危篤の時には、ちゃんと知らせが来ますか?」
珠子「え?
えぇ…そのはずだけど…」何故かオロオロしている珠子さん。
私 「それで、今はどんな状態なんです?」
珠子「レベル2(←何故か強調)で
週明けから2回目の抗がん剤を打って…
」と、何故か嬉しそうに話す珠子さん。
私 「いやいや、そうではなくて…
心臓の病気もあるんでしたよね?
そっちの方も含めて体はどんな状態なんですか?」
珠子「…えっと…その…

医者が良く教えてくれないのよ!」
自分の体のことがよく分からず治療を受けているというのが
ちょっとだけ不思議に思えました。
(私の両親の時は、手術や治療によって効果が出てるか教えてくれたけど…)
珠子さんの容体は医者に直接聞かなきゃ分からないなと
思いました…が、旦那は聞きに行こうとしないだろうなぁ…

珠子「頻繁に来なくていいのよ!

うーん…そうね…月に一回!
月に一回でいいからね!!
」旦那「仕事が決まったら来られそうにないから来たんだけど…
」そんなこんなで旦那と珠子さんが喧嘩することなく帰宅しました。
酷く疲れるお見舞いでした…
というか、お見舞いってこんなに精神力必要としたっけか…?
気になることが数点残り、なんだかもやもやした気分です。
旦那「なんだか死ぬ気が全然しないんだ…

だって、あの人無駄に運がいいし…」
同感だったりします

でもガンと言われると放っておけない自分がいて
でも、珠子さんとは絶対に合わないなぁと思います…
どうしようかと今でも頭の中でぐるぐるぐるぐる。

自分に言い聞かせよう。
情に流されると溺れ死ぬ