経験しないと分からない痛み | あした天気にな~れ!

あした天気にな~れ!

母子家庭一族に嫁入りしたキテレツ体験を綴るBLOGでした(過去形)2009年12月に別居、2010年12月に出産。昨日より今日、今日よりあした、マシになれ♪

昔、私はハムスターを飼っていました。

最初に飼ったハムスターはアルビノの雌。名はチーコ。
飼っているうちに、繁殖をさせてみたくなり
雄も購入してきました。

繁殖は簡単に成功し、
小さな生まれたてのハムスターを目にすることができました。

あまり人間が見ていると母親ハムスターは
毛の生えていない赤ちゃんハムスターを食べてしまうという
話を聞いたりしていたのですがチーコは警戒心が一切なく…
というか、本当にそれでいいのか?
と思うほど無警戒。

用意した人目に触れない箱の入らず、
トイレの箱(丸見え)に巣材を運び込み、
そこで仔ハムスターに乳をあげていました。

なんかもう心配だなぁと思いつつ

私 「餌だよー」

とケージを開けて餌を入れるとチーコは
乳を吸う仔ハムスターを
引きずりながら
餌箱のところに移動。


なんかもう
食欲がすべてを忘れさせている
という感じです。

そのとき、引きずられつつ頑張る仔ハムスター。
必死で乳首から離れようとしません。

ゆえにチーコの乳首が
びろーーーーーんと伸びる

ゴムみたいに5cmくらい伸びていました。


それを見た私は

へぇ…すごいな。
ハムスターの乳首って伸びるんだ。

と素で思いました。


そんな昔のことを思い出したのは
我が息子が母乳を飲んで眠りにつき、

母乳はもういいや!

ってなったときに、やるんです。

上下の歯ぐきで乳首を挟んで
思い切り首を振り
乳首を引っ張りつつ放す。


痛いから普通に放してくれと思うのですが
言葉の分からない生後ンか月の赤ん坊に
それをどうやって伝えればいいのか分かりません。

そのとき、毎回思うわけです。

人間の乳首もこんなに伸びるんだな。

と。そして同時に、

ハムスターのチーコも
乳首が痛かったんだろうな…
と。