3日目。
点滴が外れることになりました。
看護士「これが最後の一本です。
終わったら針を外しますね。」
点滴の針が抜けると考えると
それだけで気が楽になります。
本日の課題は
トイレに歩いて行くこと
新生児室に行って授乳することです。
そしてシャワーの許可が出ました。
とりあえず
点滴よ早く終われ
そればかり考えていました。
ナースコールから
「日向さん、授乳に来られますか？」
とお呼びがかかったので
私 「え！？点滴したまま行くんですか！？」
と答えたところ
「点滴中ですか！？すみません！！」
と言われました（´・ω・｀）
その後、点滴が終わりトイレに行きます。
最初の1回は
看護士さんがついてくるということで
一緒にトイレまで行きます。
歩行器を用意してくださったのですが
思いのほか歩けましたので
看護士「かえって危なさそうですね」
と使うのをやめました。
廊下には手すりがついていましたので
それにつかまって歩きます。
これで一人で用が足せるようになったかと
思うと、また気が楽になりました。
新生児室に行きます。
新生児室での初めての授乳です。
手を消毒剤で洗って、さらに消毒剤をつけて･･･
髪は縛って、マスクをつけて･･･と
かなり厳重です。
部屋で教わった授乳の仕方でやろうとした
のですが･･･乳の形が変わっています。
なんか全体的に大きくなったと言うか
丸くなったというか･･･
手間取っていると
看護士さんが手を貸してくれました。
看護士「状況が変わったの！」
と新たな乳首のくわえさせ方を教わります。
とりあえず
色々と頭の中がいっぱいでした。
部屋に戻るとシャワー室の案内を受けます。
早く歩けないのに案内役の看護士さん
ﾁｬｷﾁｬｷと歩くのでついていくので必死です。
看護士「シャワーが終わったら
（帝王切開の）傷を診ますので
ナースコールして下さいね。」
4日ぶりのシャワーです。
とはいえ
傷を見るのが怖くて
ふれるのも怖くて
身体は流す程度で、髪だけ洗って出ました。
部屋に戻ってナースコールを押します。
私 「シャワーが終わりました。」
と言うと
「赤ちゃんを迎えに来てください」
は？( ゜Д゜)
赤ちゃんを迎えに･･･？？
傷を診るんじゃなかったのか？
と思いつつ
言われるままに新生児室まで行きました。
どうすればいいんだろう？
と思いながら、隣のナースセンターに
私 「日向ですが･･･
赤ちゃんを迎えにと言われたんですけど」
と言うと一人の看護士が新生児室に行き
新生児室で何か話していました。
院長がそこに居て、何か話しています。
その看護士が慌てて
「申し訳ございません、
間違えました！
」
と･･･
部屋に戻ると他の看護士さんがやってきて
看護士「何か勘違いしていたみたいで･･･」
私 「いや、なんかｵｶｼｲとは思ったんですが、
思わず行っちゃいましたよ(;´▽｀A」
と会話をしながら傷を診ていただきました。
夕食を間違えました！の看護士さんが
運んでくださり
看護士「先ほどは本当に申し訳
ございませんでした！」
と必死に頭を下げるので
私 「ちょっと驚いただけですよ。
お気になさらずにー」
これが医療ミスだったら
話は違ってきますけどね。
この日のナースコールの担当は
どうもｳｯｶﾘさんだったようです。