PVJapan2018に行ってきました。そこで「太陽電池の湿度特性」なるものを見つけたのですが、その前にこの展示会の全体的な印象を。
まず、展示会全体が貧弱になったような気がしました。出展数が減っていることもありますが、各ブースの作りも安っぽくなっていました。昔はバッグをおまけでくれたのですが、今年はそれもめっきり減っていました。ケチっぷりが顕著で、昨今の太陽光市場の減退ぶりをよく表していると思います。シャープは今年も出展していませんでした。
新しい情報もあまりありませんでした。太陽電池で比較的熱心な説明をしていたのはパナソニック。細かいインターコネクタの改善の話をしていましたが、私には新鮮でした。パナソニックではセルの強さを示すために、力を加えて歪ませているところが展示されていました。品質の良い結晶だからできるのでしょうけれど、これならスネイルトレイルは起こらないだろうなと感心しました。
また、パネルのガラス表面のエンボスを強くして、反射光抑制しているパネルをいくつか見かけました。昨今、反射光によるトラブルが聞かれる影響でしょうね。
で、
そんな中で「太陽電池の湿度特性」と書かれてある説明パネルを見つけました。「何じゃ、そりゃ?」と思って見ると明らかに「温度特性」の間違い。この会社の太陽電池は、結晶シリコンの太陽電池より温度特性が良いことを売りにしているので、その説明をしているだけでした。それにしてもこんな間違いするかなぁ・・・。カメラを忘れたので証拠を取ることはできませんでしたが。
傍にいた係員に間違いを指摘しておきましたが、後で見に行ってもそのまま。この会社の太陽電池を私も使いましたが、その時に何となくユーザーを馬鹿にしたような態度が気になりました。今でも変わっていないのですねぇ。多分、三日間そのままにしておくのでしょう。
太陽光発電がブームの時なら、こういう失態は無かったのかもしれません。
とにかく全体的に寂しい展示会でした。
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