日本発の次世代太陽電池は・・・ | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

ペロブスカイト太陽電池は日本人が発明した太陽電池で、短期間に効率が向上し、世界の注目を集めています。昨年はノーベル賞候補にもなりました。特徴は、低コストで製造できること、軽量でフレキシブルな太陽電池を作れること、などが挙げられます。私も関心を持って見ていますが、最近、ペロブスカイト太陽電池についての記事がありました(日本発の太陽電池ペロブスカイト、年内にも実用化)。

 

 

年内にも実用化されるのですか。楽しみですね。

 

ペロブスカイト太陽電池はまだ発展途上なのではっきりしたことは言えませんが、今のところシリコン太陽電池には効率で劣っていますし、信頼性についてもまだ十分ではありませんので、当面の用途は特殊な分野になりそうです。軽量でフレキシブルな特長を活かせる用途になりますね。

 

電力用途には今のシリコン太陽電池で別に重量の問題はありませんし、フレキシブルである必要もありません。従って効率も信頼性も高いシリコン太陽電池を使う方が有利ですね。ペロブスカイト太陽電池の応用は、持ち運び用の小型電源や電子機器の電源などが考えられそうです。

 

記事では窓や衣服へ貼り付ける太陽電池が紹介されています。いや、服にまで太陽電池を付けたいとは思いませんが、私の頭が堅いのですかね。

 

ペロブスカイト太陽電池も効率、信頼性が上がればもっと用途は広がるでしょう。そうすれば本当にノーベル賞を取れるかもしれません。さらに開発が進むことを期待します。

 

 

 

 

 

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