オプティマイザーと言うとSolarEdgeが有名ですが、オムロンがSolarEdgeを取り扱っていたのですね。3月から新しく高圧用の機種を発売するとか(パネル毎に発電最適化、オムロンが高圧用太陽光向けオプティマイザー)。同時にパワコンも発売するそうですが、こちらもSolarEdge製。オムロンはパワコンメーカーでもあるのですが、SolarEdgeに負けたのかな、まぁ、どうでも良いことですか。
オプティマイザーを使えば、パネルに影などがかかっても影響を最小限にすることができますが、そもそも影のかかるようなところにあまり太陽光を設置して欲しくないと思います。記事では設置場所の選定や方位などの検討が楽になるとも書いてありますが、それもあまり大した話ではありませんね。記事にはありませんが、パネルの性能にバラつきがあった時にその影響を最小限に抑えることもできますね。まぁ、これも良いパネルを買えばそんなにバラツキはないと思います。
・・・、と否定的なことばかり書いてしまいましたが、こういう小さなことの積み重ねで数%(状況によるけれど2-3%かな)ぐらい出力が改善されると言うのがオプティマイザーの効果ですね。
まともにパネルを設置すればあまりオプティマイザーの効果は無いことになりますが、多分、オプティマイザーを使えばパネル毎の発電状況監視が可能になるだろうと思います(競合品のTigoにはその機能がありましたから)ので、この方が圧倒的に大きい導入効果になると思います。高圧のシステムならパネルは何千枚にも及ぶでしょうから監視が大変です。オプティマイザーを入れたら瞬時にして全パネルの出力状況が判りますから、大変強力なツールになります。高圧以上のシステムならこういうものを入れた方が良いですね。
出力の改善は付け足しのようなもの。
願わくば、オムロンがこういうものを開発して欲しかったと思いますが、技術力が無かったのですかね、それともそれほど市場は無いと見たのでしょうかね。良く判りません。
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