日本人がノーベル賞の候補に | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

ご存知の人も多いでしょうが、日本人がノーベル賞の候補に挙がっています(ことしのノーベル賞予測に日本人研究者)。桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授でノーベル化学賞の候補だとか。ペロブスカイト太陽電池開発の業績が評価されています。

 

ペロブスカイト太陽電池とは「ペロブスカイト」というちょっと特殊な結晶構造の材料を使った太陽電池で、印刷という低コストの製造方法で作れることが特徴ですが、宮坂教授が発見してからわずか数年のうちに変換効率20%を達成し、有望な次世代太陽電池として世界中から注目を浴びています。

 

とにかく日本人が候補に挙がったこと、太陽電池の技術開発であることは大変嬉しいことです。

 

しかし、ペロブスカイト太陽電池は本当に実用化できるでしょうかね。まだまだ安定性が悪いようで、今の時点ではまだ評価できないような気がします。今回はノーベル賞候補にはなっていますが、ペロブスカイト太陽電池が将来の太陽電池になるのはちょっと難しいかもしれません。ノーベル賞の候補として検討するのは少し早いような気がします。

 

まぁ、江崎玲於奈氏のトンネルダイオードも実用にはなりませんでしたから、学術的に面白ければ良いのかもしれませんが。

 

 

 

 

 

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