パネル価格動向、下がってまた下げ止まり? | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

私はずっとパネル価格動向を追いかけていますが、最近の様子は下図のようになっています。出典は http://pvinsights.com/ 。このサイトは毎週更新されていますが、私の方で毎月の平均をとりグラフにしたものです。

 

グラフを見ればお判りでしょうが、パネル価格は8月頃に急に価格が下がって、いよいよ 50セント/Wになったと思っていました。それがさらに下がり、今では40セント/Wを切っています。中国がダンピングしているのでしょうか。

 

しかし、このところ少し下げ止まってきました。中国経済も停滞し、太陽光産業もこれ以上のダンピングがきついのかな? 理由は良く判りません。

 

出典のサイトをご覧になれば判るでしょうが、週単位に見ると、今週は下げ止まって価格維持になっています。また、このサイトではシリコンやウエハーなどの原材料の価格動向も表示していて、それらは反転し値上がりになっています。この調子で行くと来週にはモジュール価格も反転するかもしれません。

 

とは言え、40セント/Wというのはとんでもなく安いですからねぇ。もっとも、この価格は大量購入の場合のものらしいのですが・・・、最近ではパネルをバラでネットで買っても70-80/Wぐらいではないでしょうか。100W1万円を切るなんて昔では信じられませんでしたが、こんな時代になったのですね。

 

ただ、日本製のパネルはまだ高いようです。品質が良いのか、商売がうまいのか、その辺り良く判りません。品質が良いからと信じたいところです。

 

 

 

 

 

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