いろいろな年間発電パターン(フラットな年間発電パターン2) | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

昨日に続いて年間の発電パターンがフラットな例です。神奈川県の発電所で傾斜角は31度です。




この例もかなりフラットですが、冬場の発電量が半端なく大きいのが特徴と言えるでしょう。昨日の例も同様でしたが、1月、2月の月平均のパネル1kWあたりの1日発電量が4kWhになるというのは信じられないぐらい大きい値です。我が家でこの12月、1月では、日ごとの最高でも4kWhを超えません。羨ましい限りですが、この発電所は冬場に散乱光が回り込んでくるような環境にあるのではと、勘ぐりたくなります。



とにかく、傾斜角が大きいと年間特性がフラットになるような気がしましたが、同じ神奈川県31度傾斜でも下のような例もあります。




こちらの方は標準的であり得るパターンかなという気がします。大体はこのパターンのようです。それにしても神奈川県あたりは冬場の日射に恵まれているような気がします。同じ太平洋側の静岡あたりも良いのではないでしょうか。



私の持っているデータはあまり多くないので、まだあまり確かなことは言えませんが、いろいろ見ていると更に面白い例が出てきました。次回、紹介します。







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