理解しにくい理解。 | Sunny-Style通信(つかさ編)

理解しにくい理解。

今日は、少し小難しいが、、、自分の思考を整理する上で

非常に有意義なことを書くことにする。


大学院では、微分やら、積分をすることが多い・・・・

微分や積分は数学である。


加減乗除以外の計算を日常でいつ使うのか?

という疑問を投げかけられることが多いが、、、

学校からの帰り道に、人生の有効性を考えてみた。



たまに、人が「あなたは理系だ」とか、「わたしは文系だ」と

言っているのを聞く・・・・どういう意味なのだろう。

多くは、、、論理的思考か、、、感覚的思考か、、、

という違いを指しているように思う。


しかし、、


理系(高度な数学を学んだ)人間と文系人間の違いは

別なところにあるように、、、思った。


その違いは・・・・思考回路が直線か、曲線かである。


文系人間の多くは、日常のモノゴトを考えるときに、、、

直線で事象を考えるクセがあるように思う。


直線とは、、単純に増加、単純に減少、数値一定しかない。

右肩に上がりか、右肩下がりか、、一定か・・・。


単価100円のモノが100個売れれば、10000円であり

1000個売れたら、、、100000円である。

これは直線的なモノの考え方。


あの人は、私を好きか、嫌いか・・・・

そのうち、好きになるか、ならないか・・・・

これも直線的なモノの考え方である。


直線とは、、、全体からみて、今、この瞬間のトレンド

傾向を知るための考え方である。



一方で、理系人間の多くは・・・・

多次元の関数に触れる機会が多いからか、、、

曲線的なモノの考え方をする。


物事は上に凸に曲がったり、下に凸に曲がったりを繰り返す。

深いカーブだったり、ゆるいカーブだったり・・・・・


それは例えば、モノゴトが起きる確率は、、、

正規分布のような餅が膨らんだような曲線を描くし、、、

例えば、食欲は・・・空腹のときは高いが、、、、

満腹に近づくにしたがって、食欲は下がる。


人の好き嫌いも時間経過や接触度合いによって

急激に上がったり、ゆっくり下がったりする曲線を描く。


世の中のモノゴトやデキゴト、、、人間の中味は、、、

そのほとんどは曲線で表す関数になっている。


理系人間は、、曲線的に全体像を把握する考え方を

持っている。


そして、理系人間は頭の中で、、、、

微分ができたり、、積分ができたり、、因数分解できたりする。


曲線を微分していくと、直線(傾き)がわかる・・・・

傾きとは、、、事象の傾向である。


曲線を積分すると、その区間の面積がわかる・・・・

面積とは、、、事象の量(全体量)・・・結果である。


曲線の方程式を因数分解すると、、要素に分けることができる・・・・

要素とは、、、事象の原因である。


高度な数学を学習することの意味は、、、、その解法を使うと

頭のなかで曲線的思考ができ、モノゴトを多面的に捉えられることにある。


考えの浅い人は結局、好きか嫌いか・・・・

上がるか、下がるか、、、やるか、やらないか、、、

単純な掛け算や足し算でしか判断していないのである。


文系人間が考えが浅いのではない。

考えを深くするためには、数学の概念が必要となる。

・・・・ということである。


うまく説明できているかどうかはわからないが、、、、

これは本質の近くまで迫っているような話ではないかと思う。


まさおくんやぶっちをはじめとしたブレーンの方々は、、、

理解してくれるだろう・・・・・と願う。


>まさおくん

課題といてくれて、、、ありがとう。

また次の問題が出てきたので、また相談します。


あー、すっきりした!