カメレオンルミィ。 | Sunny-Style通信(つかさ編)

カメレオンルミィ。

時折・・・耳にするコトバ。


「なんで、私の性格がわかるのですか?」



安心してください。

この春日、どこにも行きませんよ。

(出典元:オードリーのコントより)


いやいや、安心してください。

私は、自分以外の人の性格を理解できていませんので。


人の多面的な性格など理解できるわけがない。

なので、残念な話だが、私は他人の性格を理解しようなど

ちっとも思わない。意味の無いことである。


しかし、、、

私は『他人のアルゴリズム』にはとても興味がある。


その人の行動パターンというか、傾向というか、、特性というか、、

それを性格というのではないか、、、という人もいるが、、、

一般的には、それをクセと言ったりすることが多いように思う。


私はどういう考え方をしているのか、好き嫌いがあるのか、、、

については、ホントに興味を持っていないことが・・・・

親子、恋愛、友達etcの対人関係を振り返ってみると、わかる。


私は、、、他人が考えたことをどう行動に移すのか

それにもっとも興味が注がれる。


その人が、、、明るい人なのか、、、暗い人なのか・・・・

どっちでもよい。


結果として、、、友達と上手に交流できる人なら、、、

それは・・・「社交的な人」である。


私自身、、、1人の時間がとってもダイスキであり、、、

彼女でさえも侵すことのできない聖域をもつような人間だが

私は見てのとおり、、、、社交的な人である。


暗い人の要素は、誰にでもあるし、明るくなりたい願望も誰にでもある。


しかし、世の中で、社交的な人間のほうが得をすると考えたり、、、

私は社交的な人でありたい(なりたい)と考えたり、、、

周りから社交的な人であると期待されていたり、、、、

と、色々な理由をもとに、「社交的な人」を頑張って演じているのである。



その考えていることを行動に移すときのアルゴリズムについて、、、

30年間、注意深く他人を見てきたが、、、やはり何パターンかに

分類できそうな気がする。


そして、アルゴリズムを器用に書き換え可能な人間がいることにも気がついた。


私は、、、、その人種を、「カメレオンルミィ」と呼んでいる。


彼らは器用に舞台に応じて、自分の行動を演じ分けている。

ゆえに、何色の動物か・・・・悟られずに生きたり、、、

間違った色の動物であると、、、勘違いされながら生きているが。


このアルゴリズムを書き換えることができる能力を持つ人々は、、、

結構いることに5年前くらいから気がついた。


その種の多くは、首都圏の高層ビルで一日の多くの時間をすごし、、、

「24時間、働けますか?」と自問自答している人間たちである。


自分が何色なのか?には、、、興味を持たない人々である。

よって、平気で嘘をつけるし、二枚舌だってオテノモノである。

自分の思想も弾力的に変えられれば、、、

もちろん、世界の多様性だって認められる。


そうやって書くと・・・人として、イヤなヤツかもしれないが、、、

これこそが変化に適応するための・・・・淘汰されないための

生き方なのではないかと思う。


カメレオンルミィのような人間は、私は嫌いではない。

自分に正直で、相手に不正直な人間もまた、、、人間らしいと

思う今日この頃である。


自分がカメレオンルミィになりたいかは微妙だが・・・・

カメレオン化しているのはよくわかる今日この頃である。



今日は・・・・ふと感じたことを禅問答してみる日なのであった。



※※※

ハンサムスーツというコメディ映画を見て考えてしまったことである。