学校へ行きたくない、という気持ち | しるくらし。

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学校へ行かない選択。
子どもとの関わりなど。

発達や生きづらさの話しなど。

名古屋市内にて不登校の親の会を開いています。

対話、安心できる温かい場にしていきたいです。

年長の未子はいま、

幼稚園が楽しいようで嫌がるとこもなく通えています。


昨年夏に転園してきて、一年ほどは嫌がる時期がありました。

泣いて離れられなかったり、寝る前に休みたいと泣かれたり。


年長になり、イベントがたくさんある中で、新しいことにもたくさんの挑戦がありましたが、

先生方の対応も良かったんだと思います。


そんな中で本人は自信をつけ、

幼稚園という集団の中に自分の居場所を見つけ、幼稚園が安心できる場所になったから、嫌がることなく行くようになったのだと思います。



今はたまたまこうなったけど、

ひょっとしたら、そのまま幼稚園を嫌がっていたかもしれないな、とも思うんです。




長男は小2の冬休み明けから行きたくないと言い出しました。

私は休ませたくなくて無理に行かせました。


結局、全く行けなくなりました。


学校からは親の関わりのせい、

本人にせい、と言われました。


家の居心地が良すぎるんじゃないか?

とも言われました。




今、幼稚園に楽しく通う未子を見ていて感じますが、私が何かをしたから未子は幼稚園が好きになったわけではありません。


もし未子が今、幼稚園を嫌がっていたなら、

私は無理強いできないと思うんです。


本人の気持ちがどうしても嫌なんだったら、

いくら親だろうが本人の気持ちを変えることはできないと思っています。


子どもだからといって、

嫌だと感じる気持ちは無視していいんでしょうか?


子どもの楽しい、という気持ちはほとんどの親なら尊重するでしょう。

だけど‘嫌だ’と感じる気持ちは尊重しているのか?



学校が嫌だ、と本人が言うなら、

そこには理由があります。


小さな子どもは言葉にするのが難しいかもしれません。

だから親は不安になるし、もやもやします。


だけど、そん感じている気持ちはそこにあるんですよね。



親は万能ではありません。

子どもの気持ちまでコントロールは出来ない。


そんなことを感じた朝でした。