勉強する意味 | しるくらし。

しるくらし。

学校へ行かない選択。
子どもとの関わりなど。

発達や生きづらさの話しなど。

名古屋市内にて不登校の親の会を開いています。

対話、安心できる温かい場にしていきたいです。

初めまして

4人兄妹のお母さん、さなえです。

ブログを始めたきっかけは、勉強していたアドラー心理学のことやヨガのことを発信したいという思いからでした。

 

そのあと、小4の長男と小2の次男が不登校になったのがきっかけで、不登校に関することを多く書くようになりました。

 

子どもとの関わりや、夫婦間のことなど日々に気づきを不定期に書いています。








よしだのさんのこちらの記事
ダウン



〜以下、一部抜粋〜

勉強する意味はあります。

ただし子ども自身は机に向かう向かわないに関わらず、勉強したものを活かせる環境に身を置くことが条件です。

そうでなければ生活レベル以上の意味はありません。

 

親は子どもが抱いている疑問に対して、勉強する意味があることを納得させるだけの理由が、かならず必要 です。

その為にはまず 時代の流れを理解する事 が大前提。

もちろん全てに共通して言える事として、意味があるものにするには、本人に『学ぶ』意識が必要 です。

〜抜粋おわり〜


大共感です。



ただし、2年前の私が読んだら頭の中???だったかもしれませんし、

または、「そうは言っても、ユーチューブなんて子どもに見せたくないわ」と、子どもがパソコンでゲームやユーチューブ観ることを、嫌悪していたかも、です。





☆☆

先日、長男の同級生にばったり会いまして
こんな会話がありました。






同「ねぇ、〇〇って家で何やっとんの?」

私「え〜、何って。ゲームやったりパソコンでユーチューブ観たり、本読んだり、たまにフリースクール(デモクラティック)行ったり、出かけたりしてるよ」

同「ずっと寝てるんじゃないの?」

私「いや〜、1日中寝てないよ」

同「勉強とかしとんの?」

私「学校の勉強のこと?」

同「そう。テストとかの勉強」

私「ならしてないね。テストに出るような勉強はしてないかな〜。
けどめっちゃ物知りやで。」

同「うそ⁈そうなん?」

私「そやで。だって本とかすごい読んでるし、めっちゃ色んなこと知ってはるで。
私もよく教えてもらうねん。

あと、ユーチューブとかもよく観てるしなー」

同「えっ、それって勉強なの?」

{5F25BA6A-5690-4E3D-8F63-3F34F623BBE5}
彼にとったら
勉強=テスト、または学校で教科書に沿ってやるもの。


私にとったら
勉強=暮らしそのもの。


例えばユーチューブだったり、漫画読むことだってそう。
ゲームもだし、写真みたいにたいこの達人だってねww




太鼓なんて、学校のカリキュラムで言えば、
体育に匹敵住んじゃないですかね?

この位の年齢の男子には、太鼓ってメンタル的にも、身体的にもめちゃくちゃいいツールなんだって。


怒り、とか表せないモヤモヤを発散すること、言いたいことが言葉で言い表せなかったり、年齢特有の苛立ちとか、あるじゃないですか。

それらを発散するのに役立つんだよ。


あとはリズム感もかなり必要でしょ。
音楽の授業でもありますねw


あっ、話が逸れた。。(´□`。)戻します。

{06FF270B-96B7-48A7-BCA8-8B681E6FA127}
次男作成のクイズ。分かる??




そうそう、だからさ、
教科書は一切開きもしてないし、触りもしてないけど、それと“勉強してない”はイコールにならないと思う、ってことです。



次男は、ザリガニや工作、んで今は野球にハマってんだけど、きっかけはマンガやゲームやユーチューブでした。


今も
カーブの投げ方、キャッチングの仕方、って日々研究してる。

ザリガニにハマった時も、結局何匹か食べたんだけど、調理法や、ザリガニの生息なんかも全部ユーチューブで調べてた。

飼育の仕方も。






ひらがなも足し算も微妙だし、九九なんてまるっきし覚えてないけど、彼らは生きてる。



教科書とにらめっこしてたら、天才が生まれるきっかけも、減っちゃうかも。

{CFFF8095-66C1-4DA1-9AC9-248C46E7A427}

そしてね、最近つくづく思うこと。


足りないところは、
誰か他の人が補ってくれる。


彼を見てると、つくづく感じるんですね。
親が心配して見てなくても大丈夫なんだって、気づいたんですよ。

周りの人が手を差し伸べてる。
いつだってそう。

それに気づくか、気づかずにいるか、
そして気づいた時、その手を借りるのかはねのけるのか。


そしてね、これ超大事なんだけれど
それは自分にも置き換えられるんだよ。

またもや、子どもたちからたっくさん、ほんと色んなこと学ばせてもらってるね。


またまた話が逸れましたが、
こうして親もまた子どもと共に日々学んでますね。