頑張るお母さんへ〜どうしようもなくしんどい時に〜 | しるくらし。

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学校へ行かない選択。
子どもとの関わりなど。

発達や生きづらさの話しなど。

名古屋市内にて不登校の親の会を開いています。

対話、安心できる温かい場にしていきたいです。

ーー2015年8月に書いた記事、
必要な方に届けたくて再掲載します。ーー







疲れて

しんどくて

もう何もかも嫌で

投げ出したいくらい



そんな時に

‘ダッコして’


なんて言われたら

たたそれだけの、言葉なのに

蹴飛ばしたい衝動に駆られる


両手に荷物

全身クタクタ


それなのに

そんなことお構いなしに


‘ダッコして’

のひとこと


たったひとことなのに

身体中の体温が急上昇して

一気に身体が頭が熱くなる


とてもなく大声で叫びたい

そんな衝動に駆られる



きっと鬼の形相だ

私は鬼だ

私の中の私は

私にそう言っている




ねぇ、お母さん


ダッコしなくていいよ

ダッコしなくていいから


ちょっとしゃがんで

そして、荷物は下において


そしてね

目の前の小さな子に


‘ねぇ、ダッコして’

って言ってみて


目の前の小さな子は

最初は不思議な顔をするかもしれない


そしたらね

‘ギューってして’


そうやって言ってみて



小さな身体が

そっとあなたを包んでくれる


‘ねぇ、ダッコして’

なんて言えないよね、なかなか


子供の頃は言ってた?


何も考えずに

言ってみて

小さな体が

あなたを包んでくれる
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試しに1回やってみて


お母さん

お母さん

お母さんは

いつもお母さんじゃなくてもいいじゃない


…………

年の近い子を育てる中で
いつも一人で気張ってました

助けて
そんなひとことは言えずに

ただ私が我慢すればいい
そう思っていました

誰も分かってくれない

私はこんなにも、頑張っているのに
子供たちまで私をバカにしている
そんな風に感じる…

イライラは収まることがなく
家に居たら、おかしくなってしまう

そんな思いから
なるべく外に出て、自分を抑えてました
他人の目が無いと、自分を抑えられなかった

いつも思っていた
誰か私を見て、って

あの頃の私が居たら
抱きしめてあげたい