こんばんは。
大好きな安城市の在宅医療に貢献したい!
日だまり訪問看護ステーション
看護師 山田万理です。




昨日のブログに対して多くのコメント
いいねをありがとうございました。
コメント返しが追いつかなくてすみません。


通夜は15日19:00
告別式は16日10:00からなので
今日は仕事をしていました。
義父が急変して終末期ケアに全力を
注いだので仕事が溜まっていました。


帰宅したら旦那さんが
「俺がお袋を説得できなくて
親父を施設に入れたばかりに
嫌な思いさせてごめんね。」と
言いました。
旦那さんは私がブログを始めてから
ずっとコアな読者さんです。


年齢は私より若く
日だまり訪問看護ステーションよりも
大規模な事業所を経営されている
訪問看護師の方からのコメントを読み

こちらです
下差し
なぜ義父を施設入所させたのか?
主治医に勧められたから?
家族の介護負担が大きいから?
施設の現状、ヘルパーの仕事の雑さ
施設でも看取りの限界や連絡の不十分さ
そしてコロナ、こういうことって
訪問看護師が1番良く知ってますよね。
だからこそ在宅医療に関わってるんですよね。
訪問看護と在宅医がいれば、
老老介護、認認介護、高齢独居でも
在宅で最期まで暮らせますよね。
ギリギリに連れて帰ったら満足なのかな?
単純に不思議に思いました。
義父さん、最期に動かされて
しんどかったと思うんですよね。


旦那さんは私が辛い思いをした
嫌な思いをさせたと心を痛めていました。

正直、朝から不快な思いをしました。
同業者で経営者という同じ立場からの非難は
今の精神状態にはこたえます。


介護したい思いは強い、スキルだってある
優秀なスタッフに恵まれている
でも義母の介護への向き合い方では
唾液を誤嚥したり窒息するリスクが高く
義父の医療安全が守れない。
スタッフや介護医療の多職種と会議を重ねて
出した結論が施設入所でした。


義父母とは別世帯で子供が2人いて
経営者、管理者で緊急コール対応もあり
義父を介護するのは困難です。
だからこそ、日だまり訪問看護として
できる限りの誠意を込めて
義父に向き合っていました。


その方にコメントしたら
応戦?でしょうか。
とても長いコメントなので
写真を貼り付けますが






看護師でありながら
大切な人を喪った家族の悲嘆感情のケアは
できない方なんだなと思いました。
介護職への不信感、施設入所=悪を
表現することから
介護医療福祉の多職種連携は
苦手なんだろうとも思いました。


義父が急変して在宅療養に切り替える時
コメント者の舅さんが利用されている
定期巡回型訪問介護看護サービスを
利用するためのサービス担当者会議が
開かれました。
ですが、こちらの事業所は吸引対応が
できません。
コメント者の舅さんは
自宅で過ごせる環境が整っています。
それが当たり前ではないのです。


対して義父の場合は、看取り期だから
会社を休めた息子達がいて
働く気でいた義母も会社から
1週間の休みをもらい介護体制が整いました。


危篤状態で施設からの移動は
かなり負担がかかることは看護師なので
重々承知しています。
自宅に連れて帰って
義父の最後の願いを叶えたい
という気持ちで家族の思いが一致して
自宅看取りができました。


家族の自己満足に過ぎないと思います。
それでも
自宅看取りによって生まれた絆は
大切な人を喪ってこれから生きていく
家族にとって大切な宝物になりました。


ご主人、お母様の看取りをされた方からの
コメントに癒やされました。
霧が晴れるように、心が軽くなりました。
共感、痛み分けをしてもらえる私は
幸せ者です。


私の心中を察して無理をしないように
気遣うコメントを下さった方に感謝します。
ありがとうございます。