頭がイタイ医療システム | Mrs.Waywardのひとりごと

Mrs.Waywardのひとりごと

アメリカ暮らしの中で体験すること、感じること。

家の庭にやって来るハミングバード。かわゆしドキドキ

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私には、毎朝お詣りさせてもらうブログが幾つかある。

そのうちの3つに、

 

「アメリカでは風邪くらいで医者に行くことはない。保険があっても高い、紹介状が必要だし、予約簡単に取れないし、すぐ診てもらえない」

 

ということが書かれてあった!それくらいみんなにとって大きな問題。

 

アメリカの医療システム、本当に困りもの。

 

アラフィフBBAの私は高血圧のため、6か月毎にカーディオロジスト(心臓専門医)に通っている。先生に会う1週間ほど前にまず血液検査に行き、その結果が先生のところへ送られるシステム。

 

先週、先生のところへ半年ぶりに検診に行った。

 

血液検査          $130.00

心臓専門医の定期健診 $125.00

新しい処方箋(3か月分) $85.00

 

全部で$340.00(保険なし)➡保険があっても、上記の費用はどっちみち自前になるか、ちょぴっと割引が効くくらいしょぼん

 

血液検査の結果にいつも怯えるのだけど、今回はいつも問題ありの

クレアチニンもカルシウムもギリギリ平常値範囲。

 

だけど、トリグリセリド(中性脂肪)がほんのちょっと平常値範囲から飛び出していてビビる。

 

先生から、LDL(悪玉コレステロール)は低いから大丈夫。だけど甘いものと炭水化物、気を付けてね、と言われた。

 

甘いものはほとんど食べないが、炭水化物が私の強敵汗

 

でもって、今月は予約が取れれば、一年さぼったマンモグラフィー検査もやらないといけない。去年はさすがにコロナ禍で行きたくなかった。

 

通常、3Dのマンモ検査を選択する(結果が見やすい➡異変があったら発見されやすい)ので、確か$300.00ほど。

 

今月医療関係に掛かる費用は、$600.00超え。痛い…。

 

んじゃ、保険は入ればいいじゃん、と思うでしょ?

自営だからウチはオバマケアになるんだけど、保険入っても、完全無料になるのは、

 

下差し下差し下差し

 

年一回のマンモ($300)と年一回のパップスメア($300)とインフルエンザのワクチン($20)くらい。

 

この恩恵(年間$620.00)を受けるために払うオバマケアの毎月のプレミアムは、我が家の場合、

 

$1500.00 

 

くらいだろうか…滝汗

 

年間じゃないよ、毎月だよ。病気になってもならなくても、保険使っても使わなくても。

 

払うわけないよ。なんのための保険なのよって感じ。

 

大きな病気やケガをした場合には、もちろん助かると言えばそれは確か。でも、Deductible(自己負担)が、一人$6000、家族$10,000、とかだから笑い泣き

 

その意味は、子供が腕を骨折して、その治療が4000ドルだったとしたら、全部自己負担になるということ。6000ドルを「超えた部分のみ」、70%くらいカバー。残り30%も自腹。

 

二人以上の家族のメンバーが年間、病気怪我で費用が合わせて10,000ドル以下なら自己負担!「10,000ドル超えの部分のみ」…以下同文。

 

だから入りたくないのよ。

 

ただし、誰でも交通事故にあう、癌になってしまう、などの不慮の事故や病気はあるわけで、そのための特別な保険みたいなものには入っている。月500ドル程度の掛け金。まあ、許せる額。

 

早く、65歳になってMedicare使えるようになりたいな~、と思う今日この頃。

 

アメリカ暮らしに不満はないのだけど、医療システムだけは本当に頭が痛いのだ。