私のクリスマス・スピリットは? | Mrs.Waywardのひとりごと

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アメリカ暮らしの中で体験すること、感じること。

この季節。クリスマスに向けて、人々がストレスを感じたり、ブルーになったりする時(家族がいない人は一番寂しい時でもあります。)

 

同時に、クリスマス精神を発揮して人に優しくなれる季節でもある。

 

この時期になるとよく聞くのが、例えばファストフードのドライブスルーで注文し、支払おうとすると、ウィンドウの店員が言うこのセリフ。

 

「お会計は結構です。前のお客様があなたのご注文の分もお支払いになりましたよ!メリークリスマス!」

 

というもの。

 

こんなことされて、心が温かくならない人っているだろうか。

いつかこんなことがさらっと出来る人になりたいな、と思っていた私。

 

そんな機会は思いがけず早くやって来た。ちょっと予想しない形で。

 

先日、UPSで何か届いた。住所はあっているが、宛名は我が家の前の

オーナー。きっとクレジットカードにリンクしているから、以前オンラインで注文した時と同じ住所(現在の我が家)が自動的に配送先となってしまったに違いない。

 

私も同じこと、やっちゃいました、この街に引っ越して来た最初のクリスマス前…。他州の前の住所(当時はまだ持ち家でレントアウトしていた)へ送られてしまった…。テナントさんに持っててもらい、そちらへ帰省した際にピックアップさせてもらったけど汗

 

引っ越した後によくあるある、的な間違い。

 

そして、だ。私はそのUPSのパッケージと前オーナーが引っ越した先の住所(転送先)を持って最寄りのUPSへと出向いた。

 

私的には、ポストオフィスのように、転送先があれば転送してくれると淡い期待をして、のことだった。

 

そうすると、UPSの受け付けのお兄ちゃんはこう言った。

 

「わかりました。では、これに新たにラベルを貼り直して、『GAP』へ

送り返しときますね!」と!

 

へ?

 

や、やっぱり、USPS(郵便局のサービス)じゃないと、無料で転送はしてくれないの~?(「当たり前じゃん!」とはオット談)

 

「あ、あの、住所があるんですけど、そちらへは転送して貰えないんですか?」一応食い下がってみた私。

 

そうしたらお兄ちゃんはこう言った。

 

「ウチでは出来ませんね、あなたが転送費を払うというなら別なんですけど」

 

「は?…えっと、幾らくらいになります?」

 

「ん~、22~23ドルくらいでしょうかね?」

 

「あっ、それなら、結構です…」

 

と言ったら、お兄さん、

 

「あっはっはっはっ!笑い泣き」 となぜか大笑い…あせる

 

『このオバチャン、クリスマス・スピリットね~な~!』

 

というお兄ちゃんの心のツブヤキが聞こえたような気がした。

 

私の中で、10ドル以下だったら払ってもいいかなという心づもりがあった。UPSではもしかして転送してくれないかも、という懸念はあったので。

 

しかし微妙な23ドル。前オーナーがブラックフライデーで購入したであろうGAPの何かは、多分送料無料で配達されたはずだ。それに対して、多分一日ほどばかり転送時間を短縮するために20ドル以上…。

 

GAPに返送されても直ぐに正しいアドレスに転送されるだろうから2~3日中には(クリスマス前)にはちゃんと届くはず、と考え、まあいいか、と思ってしまった。こんなことならダラダラせずにさっさと配達された直後にUPSに行くべきだったと後悔。他州に行ったりしていたのもあり忙しくて直ぐにやらなかったことを反省。

 

でもって、一日中、その20ドルちょいのお金をケチった自分が、なんか

クリスマス精神のない心の狭い人間に思えてイヤ~な気持ちに…。

 

こんな自分、きっといつかファストフードで、よし、今度こそは!と思って「次の方の注文代金を払います!」なんて言った後、「あ、そうですか、

結構大きな注文ですよ、58ドルになりますね!」とか言われたら、

 

「え!? そ、それはちょっと高い…汗やっぱり止めときます…」

 

とか言っちゃうんじゃないのだろーか。クールじゃないぞ。

 

クリスマス前って本当にお金が掛かって出費がかさむ。うまくやり繰りしないとな~と思っていた矢先に私の心が試された気がする。

そして見事にハズシてしまった自分。

 

やっぱり、この時期ファストフードで人の注文を(いくらになるか分からないのに)払おうとする人や、匿名で寄付するような人達って、大金持ちでなくて案外普通の人が多いんだろうに、そういう人達ってやっぱり優しい心を持ってるんだな~と感動。アメリカ人って結構そういうの多い気がする。

 

この歳になってもまだまだ成長の余地タップリのオバサンということをよく自覚しました…ため息4 ハァ

 

いつか周りの人にクリスマス・スピリットを躊躇しないでシェアできる人になれますように!