アメリカの健康保険:そのカラクリ | Mrs.Waywardのひとりごと

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アメリカ暮らしの中で体験すること、感じること。

アメリカの健康保険というのは本当に不可解。

 

今年、今現在では私達家族は健康保険に加入していない。

去年の保険は、保険会社が私達の加入していたプランを

ドロップして継続不可能になってしまった。オープン・エンロール

メントは過ぎたけど、まだ今月中くらいなら別のプランに加入する

ことも可能(らしい)。

 

先週、私は血液検査をしたのですが。今回はvial一つ分。

Vialとは、採決した血液を入れる小さなガラス容器。

 

保険が無いので当然、その場で支払い。検査前に恐る恐る

費用を確認。

 

「えーと、$32.60です。」

 

え?そ、そんなに安くていいの?

保険無しで?

 

私、去年も何度となく血液検査したけれど、保険もあったけれど、

Vialも4~5本分採ったとは言え、毎回、保険屋から来る内訳には、

1,200ドル越えの、恐ろしい金額が記されていた。

 

ひえ~、血液検査って高額なんだな~!と思っていた。


そして、その金額はラボが保険屋に請求する金額。そして、

いや、この検査には、1,100ドルしか払われませんよ、という

保険屋の調整があり、ラボには保険屋から1,100ドルが支払われ、

残りは患者負担、となり、私は100ドルほどを払った覚えがある。

 

100ドルで済んで良かった~、と安堵すらしたものだ。

 

じゃあ、どうして今回、保険無しの検査なのに$32.60なの?

仮にVialを5本分採ったとしても、160ドル程度になる計算。

 

なのに、保険持っていた時でも、100ドルって変じゃないの?

 

この血液検査、そもそも、カーディオロジスト(心臓専門医)

に会うために必要で受けたもの。そのアポが昨日。弱々しい老人

達ばかりの待合室に若い(!)私が一人。いや、それはいいと

して。

 

ここでも、保険が無い旨を伝え、支払い。フォローアップの

診察費(初診ではない)108ドルなり。

 

え?ホント?それだけでいいの?

 

やすいぞ~!

 

保険ある時のアポは、まず専門医のCo-payを40ドルくらい

取られ、これまた1,000ドル超えのチャージが保険屋で調整されて

自己負担がやはり100ドル程度になった記憶がある。

 

つまり、保険を持っていた時でも、108ドルよりは払っていたのだ、

まったくおんなじ診察に!

 

なに、このカラクリ?

 

そういえばお友達が言っていた。保険がある人と無い人では、

元々の請求額が違うと。保険がなければ、「それ用の」請求額

を提示されると。

 

健康保険、私、毎月1,000ドル近く払ってたんですけど鉄拳制裁

これ、オバマケア。早く廃止してくれ。

 

つまりは、中流市民が汗みず垂らして働いて支払う多額の

保険料で、病院(医者)と保険屋だけが潤うという仕組みだよね。

 

え?大けがや大病した時は保険無いと困るでしょうって?

そうですね。そんなときはね。

 

私達の去年のプランは一人当たり3000ドルのDeductible。

そこまでは自己負担なので、それを超えた医療費に対しては、

決められたパーセンテージでカバーされるだけ。例えば腕1本折った

くらいでは、ほぼ丸々自費になる羽目?そう。本当に死ぬか生きるか

みたいなケガや病気で無い限り、ありがたみを痛感できないのが、

今の保険制度。

 

今のところ、保険料(毎月のプレミアム)を払わなくていい分、貯金

しておいて、これを必要な、あるいは緊急の医療費に充てるつもり。

 

とどめは、処方箋のお薬。私は、高血圧症と不安症の二種類を

医者に処方してもらっている。

 

去年(保険有り):

高血圧症の薬  30日分 10ドル

不安症の薬    30日分 4ドル 

 

今年(保険無し):

高血圧症の薬  90日分 10ドル

不安症の薬    30日分 4ドル 

 

高血圧の薬、おかしいでしょう?

薬の種類は変えたけど。変えないと、去年と同じ高血圧の薬

では、月80ドルと言われたので。でもどちらもジェネリック汗


なんで、保険無しのほうが安くなるの~?

昨日アポのあった心臓専門医も、「おっかしいよね~?それって!」

って。

 

それに、保険屋から送られてくる内訳を見るとかなり高額だった

ので、パップスメアやマモグラム(これらは保険があれば無料)も

自費だと高いんだろうな~と恐れおののいていたけれど、

多分実際は、全然払える範囲なんだろうな~。それに、保険料

払ってない分12,000ドルは自動的に医療費としてよけてある

から心配ないもんな~ニコちゃん

 

アメリカの健康保険、その仕組みは本当に不可解。

でもって、(普通に健康体な人には)ほぼ全然役に立っていない

気がする。

 

では、過去に大病や大けがの場合に保険で助かった経験があるか?

次女の腕骨折右自費で3,500ドル、保険のカバーはほぼ無し

長男のカワサキ病右自費で6,000ドル、保険のカバーは微々たるもの

(その年のプラン、deductibleを一人6,000ドルに設定したものだから、

ほぼ丸々自費という最悪のパターンガックリ

 

私達も、さすがにずーっと健康保険無しでやっていこうと思って

いる訳ではなく、今、オバマケア以外のものを調べている最中。

何かもっとリーズナブルな料金のものを。1,000ドルも払っていられ

ませんよ、普通のミドルクラスの人は!aya