どんな冒険?
それは、今まで興味があったけどなかなか入る
キッカケがなかったお店に行って見ること。
こちらへ引っ越してきてから行ってみたいお店があった。
それは、メキシカンのスーパーマーケット。
なんでそれが冒険なの?と思う方もいるでしょうけど、
私には勇気がいること。
以前住んでいたところにもこういったマーケットが
いくつかあったけれど、入ったことがなかった。
本当は、切らしていたメキシコのバニラエッセンスを
買いに行きたいとは思っていたのだけど、
スペイン語話せなくても行っても大丈夫なのか、
とかアジア人なんか他にいないだろうから、
ヒスパニックの人から場違いだというようにジロジロ
見られるんじゃないか、とか気にしていた。
そうするうちにこちらに引っ越してきて、メキシコ系に
関わらず、中国系、韓国系、東南アジア系などなど
たくさんのお店を目の当たりにし、これはいろいろと
行って見なくては、と思うようになった。
もちろん、アジア系は物怖じせずに行けるのだが、
やっぱりメキシコのスーパーは勇気がいった。
ですが、先日、勇気を出して行ってきましたよ。
結構大き目のスーパー。私のお目当てはベーカリー
セクションで売っているフラン。日本でいうカスタードプリン。
その他、精肉売り場で、ケースの中に置いてある
量り売りのCarne Asadaを探すも、そういうサインが
見当たらない。Carne Picadaはあったが、
私が欲しいのはそれじゃない。
こういうときに、やっぱり言葉ができないと、
カルネ・アサダはどこ?と簡単に訊けないので困る。
何度も行った来たしてみても見つからないので、
今回はフランと子供達のためにヨーグルトドリンクと
激安のカンタロープ(メロン)を買っておしまい。
このカンタロープ、値札に、7/1とだけ書いてあり、
しばし、考えてしまった。アメリカの普通のスーパーで
買えば、安くても、1ポンド49セントくらい。
ウォルマートなら一つで2ドル弱。
7/1って、7ポンドで1ドルてこと???
1ポンドで7ドルはあり得ないし。
といろいろ考えていると、隣に黒人のお姉さんが
同じくメロンを手に取っているのが目に入った。
(黒人なら英語話すはず、)と思って、
「あの、これって本当に7ポンドで1ドルなの?」
と訊いて見ると、「そうよ」と普通に答える。
信じられない安さ。私が手に取ったのは、
大体3.5ポンドほどの重さだったので、
払ったのは約50セント。カンタロープ一個が
50セントって!!!
スーパーの中にはフードコートもあって、
メキシカンのテイクアウトみたいな食べ物を
買ってそこで食べることができる。
プ~ン、と美味しそうなタコ(タコス)の匂いに
つられて、タコ、食べてみようか、と思う。
私は普通、一人では外食したくない人。
しかも、英語通じないかもしれないここで、
タコ買えるのか?そしてヒスパニックの人達
に囲まれて、一人でタコに噛り付けるのか?
とまたまた心配しつつ、ここでトライしてみなければ
いつまでたってもしたいことができないまま、
と思い直し、買ってみることに。
メキシコ人のオバサンに、
「カルネ・アサダのタコ、二つください」
と注文してみる。
そうしたら通じた!
が、次の瞬間、オバサンがスペイン語で、
ペラペラペラペラと何か言う。
「あの、スペイン語話せないので・・・」
と言うと、オバサン、「あ~あ」という顔で
首を振る。そしてもう一度、何か言う。
そうしたら、オバサン、実は英語をしゃべっていた!
「シラントロ」という言葉が聞き取れたので、
あ、「シラントロと何とか付ける?」みたいなことを
言っているのだと解釈して、イエス、と言ってみた。
そして、出てきました。
カルネ・アサダのタコ。
味は、まあ、フードコートで食べる程度の美味しさ。
こんなことしたことないので、内心ドキドキしながら
食べて、新しい経験をした達成感(って大袈裟な!)
で気分よくスーパーを後に。
このお店、安い食材を求めて、ヒスパニックだけでなく
アジア人のお客さんも結構来ていた。つまり、私がいても
そんなには目立っていたわけでもない。
安いし、サービスも良かったし、また来よ~っと。