2-6生体リズム

 人は地球上の生物であるために、太陽や地球の変叱に合わせた生体リズム

を持っています。光は、その生体リズムと大きく関係しています。

●サーカディアンリズム 

 地球の自転により、地上では毎日昼夜の変化が繰0返されます。このため

多くの生物は、約1日の周期で繰り返される生体リズムを持っており、これ

をサーカディアンリズム(概日リズム)と呼んでいます。代表的なものに睡

眠、体温変化、ホルモン分泌などがあります。


SunnylightーJapanのブログ

*サーカディアンリズム 出典:DijkEdgar,1999を参考に作成。

【要因3】光源が視線に近い。

【対策】視線方向の輝度を低下させるようなカバーを設置したり、照射方向

    を変える。可能であれば、視線から外れるように器具の設置位置を

    変える。視線より30°以内に光源加入らないように心がける。


SunnylightーJapanのブログ

【要因4】光源の見かけの大きさが大きい。

【対策】W数の小さな複数の照明器具に分散させる。可能であれば、照明器

    具を遠ざけるように器具の設置位置を変える。



SunnylightーJapanのブログ

●グレアの要因と対策

一般的なグレアの4要因と、その対策をまとめておきます。

 照明計画時には、視点の位置や視線方向をいろいろ変えてイメージしてみ

るということが、グレアをなくすためには重要な作業です。

要因1】周囲が暗く、目が暗さに慣れている。

【対策】視作業する場所の周囲も明るくし、明るい場所と暗い場所の明るさ

    の対比が大きくなり過ぎないようにする。

▼周囲が暗く、目が暗さに慣れている


SunnylightーJapanのブログ


要因2】光源の輝度が高い。

【対策】カバーを付加して輝度を低下させたり、W数の小さな複数の照明器

    具に分散させる。



SunnylightーJapanのブログ