だいぶ寒くなった11月4週目は、近くの高校生が同じ部活のお友達と一緒に初参加されたり、都内の大学に通う大学生が初参加されたりしました。いずれもインターネットで探して申し込まれ、高校生は台風・水害のボランティアへの参加も考えていたけれど、年齢制限なく参加できる写真洗浄に参加することにしたそうです。

この日の主な作業は、綺麗になった写真の袋詰めや再スキャンの他、写真の内側に入り込んだカビ落としを1枚お願いしました。黒い塊になったカビは、画像面と裏面の間の紙の部分にボツボツ点在し、歯石取りの道具やピンセットで丁寧に除去していきました。

休憩時間は、進路や部活などの学校生活の話になったり、月に1~2回参加されている方からは現地ボランティアの紹介もありました。日々様々な方が参加し、近くの方だけでなく、遠くの方もいらっしゃいます。今週末も和やかに作業が進みました。

 

12月の予定も決まりました。毎回参加出来なくても大丈夫ですし、単発的な参加でも大丈夫です。久しぶりの方もまたぜひぜひ。

 

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また、先日、写真洗浄の活動について取材の問い合わせを頂き、レポーターの方に、東日本大震災から活動が続いていることや、その後、西日本豪雨や台風・水害でも傷んでしまった写真の洗浄作業をしている方も各地にいること、応急処置のチラシが各地域で配布されていることをお話ししました。

 

あいにく取材の収録日が流山の活動日ではなく、都内では他の場所で課外のあらいぐまが活動していることや、最近twitterでお見かけして調布でも始まったようですとお話ししたところ、無事取材が叶ったようでよかったです。調布市災害VCのレポート:こちら

 

各地でたくさんの方が写真洗浄に取り組んでいます。一方で、東日本大震災のことも忘れてはいけなく、今でも多くの思い出の品々が現地で保管されていて、持ち主への返却が続いています。

 

気に懸けてくださるだけでもありがたいですし、余力のある方、気になった方、よかったらお近くのところにご参加ください。