なかなか活動再開出来ないまま11月になりましたが、引き続き11月も活動をお休みします。また和気あいあい一緒に作業できることを願いつつ、風邪などひかぬよう身体を大切になさってください。

他の地域では現在、西日本各地や仙台で参加者を募って活動しており、流山の活動のFBページでも各地の報告をたまにシェアしていますが、川崎や調布でも作業を再開し、活動報告があがっていました(こちら)。映画を見て写真洗浄を知ったという方も多いこの頃。なにげない日常のスナップ写真や家族写真など、思い出の写真がたくさん残っています。お近くの方チェックしてみてください。

また、流山での活動が市立博物館の学芸員の目に留まり、先日博物館にお誘い頂き、活動についてお話しする機会がありました。流山市立博物館では現在「流山の災害史~史料は語る~」という企画展を開催し、写真や古文書の記録が展示されています。

昨今の水害では、史料関係者も「水や泥で汚れた歴史資料を捨てないでください」と呼びかけをされていて、実際、被災写真を綺麗にしていると、昔の建物や風景、お祭りなどの地域の文化が写った明治・大正・昭和の古い写真も多く見られます。今は「個人の思い出」でも、ゆくゆくは貴重な歴史資料になるかもしれません。

12月の活動も今のところ未定ですが、流山では引き続き東日本大震災の津波で被災した写真の清掃とデジタル化を進めて行く予定です。よろしくお願いいたします。

この日は通常作業と異なり、市内の文化祭イベントにお誘い頂き、おおたかの森駅に出来たホールのホワイエの一角に、本活動の紹介ブースも設け、来場者に見て頂く機会を頂きました。

 

あまりブログやSNSに載せていない流山での作業風景の写真や、活動で使用している道具・消耗品、洗い用とすすぎ用の桶、写真の応急処置法を記したチラシと実践例、写真の構造を記した資料、暗室で引き伸ばした手焼きプリント(額装)などを展示し、立ち止まってくださった方の興味に応じて色々お話ししました。

また、被災した状態の写真を見たことがない方も多いので、自分で撮ってプリントした写真を実際に強制劣化させて、サンプルを自作し、清掃前後の状態を並べたところ、「こんなに綺麗になるんですね!」と、皆さんから感想頂き、処置方法を紹介したりしました。

また、映画「浅田家!」の上映が始まり、「テレビで見ました!」「さっきテレビでやってました!」という声も複数人から聞き、映画やテレビの反響の大きさを実感しました。

映画は実話を元にしており、今でも返却が続いていることも劇中で語ってくださいました。どのくらい返却になったかは自治体によって様々ですが、持ち主に1枚でも多くお返ししたいと多くの方が携わり、あの手この手で返却に取り組み、今も常設展示や出張返却会を行い、住民に見て頂く機会を設けている地域もあります。

引き続きサポートしつつ、もしまた災害が起きてしまった時には、「手伝いましょうか?」「自分でも何か出来ることありませんか?」と、声を掛ける方が増え、特定の誰かに負担がしわ寄せにならず、地域のみんなで無理なく取り組んでいければと思います。

富士フイルムさんのホームページの「被害を受けた写真・アルバムに関する対処法」や、被災写真救済ネットワークさんの「水に濡れた写真の応急処置方法」のチラシが更新されました。台風の動向も気になるこの頃。こちらもチェックしてみてください。

 

引き続き何事もないことを願いつつ、活動再開しましたらまたよろしくお願いします。



写真1. 展示の風景(100円ショップで用意できる道具が多いです)


写真2. 展示の風景(乾燥が大事。被災写真も密を避けよう。)


写真3. 映画拝見しました(休憩時間に語り合いましょう)

現在の感染状況を鑑み、2020年10月も引き続き活動をお休みします。肌寒くなって来ましたので、身体に気を付けながら日々健康にお過ごしください。

最近のトピックスを紹介しますと、東日本大震災での写真洗浄ボランティアが登場する映画「浅田家!」の公開が間近で、特集記事を見かけたり、映画の原案のひとつでその後の真備町での取り組みを追加した本「アルバムのチカラ」の増補版も発売になりました。写真洗浄・返却に携わる方や持ち主の想いがたくさん記していますので、機会がありましたら眺めてみてください。

首都圏での写真洗浄は各団体お休みしていますが、西日本豪雨やその後の災害で傷んでしまった写真の洗浄は、岡山、山口、大阪、兵庫、九州地方、長野、仙台などで参加者を募集しています。先日、ニュースや新聞でも特集記事があがったようです(こちらこちら)。関心を持たれた方、そちらもチェック願います。

一方、東日本大震災に関し、陸前高田市 思い出の品さんによると、10/7まで原宿のワンダーフォトショップで写真展と出張返却会を行うそうです。また、おもいでかえるさんによると、10月と11月に仙台市でもミニ返却会を開催予定とのことです。東日本大震災で被災した持ち主不明の写真もまだまだ返却が続いていますので、引き続き動向を見守りつつ、知らない方が身近にいらっしゃいましたらお伝えください。

 

また、流山市立博物館では企画展「流山の災害史~史料は語る~」を開催しています。 11/29までで、写真や古文書などの史料を通じ、流山で起きた水害、地震などの災害や、明治時代のコレラ流行時に盆祭りを禁止したお触れなどを紹介しています。地域でどういった災害が起きていたかというのも重要で、こちらもチェックしてみてください。常設展も充実していました。

 

流山でずっと取り組んでいる写真は東日本大震災での津波被災によるもので、10年近く経って劣化がある程度進んで止まり、現状維持で簡単な清掃だけでOKな写真もあれば、劣化が進みすぎて水洗いに不向きな写真(例えば水に浸けただけで画像が流れるような写真)もあります。心掛けているのは画像を残すこと。判断に迷う写真はベテランが作業し、参加者にお願いするのは表面の乾拭きであったり、裏側の清掃であったり、補修であったり、いわゆる「洗浄」の作業は少なめでマニアックな路線を進んでいますが、難しい作業ばかりではなく、流山の活動にも多くの方が参加され、一枚一枚丁寧に綺麗にしてくださいました。作業前に撮影したデータも、作業後にスキャンした画像も、抽出した手がかり情報も有効に活用しています。状況が落ち着いたらまた現地でも広報がなされ、持ち主への返却も進むといいなと願っています。

再開までもうしばらくかかるのではないかと思われますが、引き続きまたよろしくお願いします。

9月も中旬に差し掛かりましたが、状況的に10月も活動見合わせになりそうです。感染状況も落ち着き、再び写真をお預かりして少しずつ作業再開出来ればと思います。

ここでお知らせですが、10月4日に「みんなの文化祭」という流山市内のイベントに出展します。被災写真そのものは展示出来ないですが、流山での活動や、写真の処置方法について紹介出来ればと思っています。大ホールではステージプログラムもあり、過去に写真洗浄に参加してくださった方も二胡の演奏をされるようです。

<みんなの文化祭>
日時:2020年10月4日(日) ※展示は11:00から
会場:スターツおおたかの森ホール
住所:千葉県流山市おおたかの森北一丁目2番地の1
URL:https://www.otakanomorihall.com/

最近、写真洗浄に纏わる映画「浅田家」の話題があがったり、昨今の豪雨・台風災害での取り組みがニュースで取り上げられたりし、写真洗浄について知ったという方や、東日本大震災の時にボランティアに参加したことを思い出す方をSNSでも見掛けます。

その後どうなったんだろう?と気になった方もいらっしゃると思いますが、写真などの思い出の品は今でも多くの自治体で大切に保管してあり、持ち主の手元に戻ったものも多いです。

 

流山で綺麗にしているのは東日本大震災での津波被災の写真で、写真をお預かりしている地域でも当時、たくさんのボランティアの方が集まり、現地で多くの思い出の品の土や汚れを払ってくださいました。その後、思い出の品(写真、賞状、卒業アルバム、ネガフィルム、位牌、その他物品類)は、カメラやスキャナーでデータ化が行われ、役所の窓口で閲覧できるようになっています。

自治体によって閲覧方法は異なり、他の地域では常設の会場で展示をしていたり、出張返却会を開いたり、年に1回大規模に返却会を開いたり、たまにお茶っこを開いて返却会をしたり、様々な形で取り組まれています。広報がなかなか出来ていないですが、落ち着いた頃にまたぜひ探しにいらしてください。浪江町ではホームページ上で、展示場の案内や日程が更新されていました。

流山でも写真を綺麗にする活動を始めて6年半以上経過しました。引き続きよろしくお願いします。

参加者を募集しての活動をお休みしてから半年が経過しましたが、現在の状況を鑑み、9月も引き続きお休みします。

気兼ねなくまた現地にお手伝いに行ったり、作業したり出来るよう願いつつ、家で出来ることを進めて行こうと思っています。

一方で、台風が気になるこの頃ですが、流山市の社会福祉協議会では、「災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営訓練」を職員さんで実施したそうです。災害に備えての準備、頼もしいです。

https://www.facebook.com/nagareyamashakyo/posts/2924162521023114

 

ちなみに災害が起きた時に発生する災害廃棄物について、環境省から「災害廃棄物対策指針」が示されています。さらに思い出の品等については各都道府県向けに、「解体・撤去を行う市区町村において一時または別途保管し、所有者等に引き渡す機会を提供願います」という事務連絡がなされたり、「災害廃棄物処理計画」を策定し、思い出の品の扱いについて記している自治体も見受けられます。

 

実際、災害が起きてからだと思い出の品は二の次になりがちで、昨今の災害では現場の対応は地域によって様々でした。家財の片付けの際に写真も捨ててしまって後悔したという話も毎回聞きます。後悔なきよう、進められればと思います。

 

※災害廃棄物について、詳しくはこちら:
国立環境研究所 災害廃棄物情報プラットフォーム
https://dwasteinfo.nies.go.jp/

 

※関連して、真備町写真洗浄@あらいぐま岡山さんより、8/28~8/30に行われた倉敷市「思い出の品」展示会についての記事。今後はデータ化しての閲覧も予定しているようです。
https://www.facebook.com/mabisenjo/posts/2635593116757769
https://www.facebook.com/mabisenjo/posts/2635982813385466
https://www.facebook.com/mabisenjo/posts/2635986413385106