ダーティーハリー・ポッター
by roboさん
1971 SUZUKI FRONTE
今では、見たことのある人も少ない360cc規格車。本当に小さいのである。
全長3m以下・全幅1.3m以下と決められているため、少しでも大柄な人が乗ると肩が触れるほどだ。昔の写真は、いかにしてフェンダーミラーを目立たなく撮るかが課題だった。今となっては無意味な規則だが、1983年まではフェンダーに付ける法律だったのである。
『黒色金属モデルは違法』 本当は馬鹿げた規則なのだが、それが見直される日は永遠に来ない。
Cervo はイタリア語で牡鹿のこと。本来はチェルボと発音する。元はポルトガル語。
1971年から76年まで製造されていたフロンテクーペを、新規格に合わせて作り直したのがセルボ。それまでの360cc規格が550cc(この車は539cc)になり、バンパーなどを大型化した。
旧規格では約1.3mしかなかった全幅を10cm拡大しただけで、急に自動車らしい普通のスタイルになった。
実際に乗ってみると、車体サイズの違いより「2速にシフトアップせず交差点を渡れる」ことに感心する。
360ccの車は本当にギヤの守備範囲が狭く、1速で走れるのは数メートルに満たない。つまり、発進したら数秒かそれ以下で2速に入れないとエンジンが唸るだけで前に進むことができず、どんな小さな交差点でもギヤチェンジなしでは渡り切れないのである。
やがて法律が再度改正されて650ccまで大きくなったが、360ccから550ccに変わった時ほどの驚きはない。
1979
輸出モデルは1000ccだった。軽い車体のRRで高速走行をするには、勇気と無謀さが必要だと思う。
オーストラリア仕様シャレード。 993cc 5-speed。
とにかく低価格最優先。エアコンまでオプションだった。
イタリアらしさ全開
何を伝えたい一枚なのだろうか?
もう、車の広告かどうかも分からない。
ガンマニアはどんな銃でも好き。それは素人の大きな誤解だ。
中高年層は、こういった銃にまったく魅力を感じない。しかし、紙箱に入った戦前の拳銃なら夢にまで出てきてしまう。
少し季節外れだが、これは凄い。若くないとゼッタイできない。
外国人は日本の清潔さに感心するようだ。
笑える。