私の場合それは
絵 心
物を立体的に捉えてそれを平面に描くってのがどーーも苦手です。
が、子育てをしているとそんな事はおかまいなしに
「ママ、カバさん描いてー。」とか「次は救急車ねー。」
とか言ってくるんですよ。
このぷっすまで言うところのツヨシ画伯である私によ？
ほんと子供って容赦ないわ。
今の所はよし任せとけ！と一筆書きのようなひょろひょろした絵を描いても
「わぁ～！カバさーん！」とか言ってくれるからいいけど、
それもいつまで通用するかね・・・
そしてまたここでも登場、うちの旦那が厄介なことに絵が上手い。
私の絵を見て
「なんで足４本ちゃんと見えてるん」とか
「人間の関節はこんなとこから曲がらへんで」とか
いちいち指摘してきよる。(｀ε´)
絵なんだよ！絵！
２歳児に描く絵なんてクオリティーよりスピードでしょ！？
なーんて、言いながらもどうか私の絵心が遺伝しませんように・・・。
そう、遺伝と言えば私には姉がいるんだけど、その姉はめちゃくちゃ絵が上手い。
上を辿れば母親もめちゃ上手い。
あと裁縫も上手、字も綺麗。
よくいるでしょ？
なんか学校でちょいちょい賞とか貰ってる人。それよそれ。
私なんて姉が小学生ぐらいの頃、何かで入賞した人権の標語だったかな、
五七五でうまいこと言ってるやつ。
それを数年後自分の授業でパクったら先生にエライ誉められて、
コンクールに提出しようかみたいになって必死に止めたことあるもんね。
あかーーーーん！それもう受賞済みーーーー！！って。（汗）
高校の裁縫の授業でも授業中はずっとしゃべって手が止まってるのに
次の週にはすごい綺麗なんが出来上がってんのよね。
いつの間にか持ち帰り禁止令が出て苦戦した記憶があるわ。
てか、ちょっとお母さん、一人目に遺伝子注ぎまくりじゃない？（笑）
もうちょっと配分ってもんを考えていただける？
ところで、ここシンガポールにもそんな才能溢れる奥様がたくさんいらっしゃるわけで。
その一人がうちのご近所のKちゃん。
よくお家にも遊びに行かせてもらうんやけど、
常に家もピカピカで、ランチとかお菓子とかもちゃちゃーっと作ってくれる人。
なにげに年下だけど、どっぷり甘えさせてもらってます。
そんなKちゃんに、兼ねてからお願いしていた「アイシングクッキーの会」
をしてもらいました。
会と言っても、私ほんとに初心者なので、
クッキーにアイシングするにはこれが必要で、こうやって始めて行きますよ～って言う、
基礎の基礎を教わりたくて。
あ、そうです、センスないくせにやりたがりなんです(*´Д｀)=з
Kちゃんに、持っていくものある？って聞いたら
「アイシングシュガーがあれば助かる」とのこと。
ほうほう、砂糖ならうちにあるから任せて～！って思ったんやけど
ふと何か違う気がした。
なのでKちゃんに確認。
私「それって普通のホワイトシュガーってこと？」
K「Icing sugarって書いてて、普通のお砂糖よりも細かいお砂糖！」
げっ！Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
いかん いかん いかん！！
わたしゃコーヒーに入れるお砂糖（しかも開封済み）持ってくとこやったわ！
えっと、Kちゃん、スミマセンが基礎の基礎からです。
お恥ずかしい限りですが、アイシングクッキーの出来上がりはよく見るけど、
行程とは無縁で生きてきましたもんで・・・。(^o^;)
アイシングクッキーの先生をされてる方々、
こんな生徒は見たことないでしょうが、いるってことも知っておいて下さい。
お砂糖もどのぐらい必要か分かってませんので
まさかの開封済み残り半分でイケるやろうという考えのヤカラがいるかもです（笑）
で、結局お砂糖はもう一人のお友達Kさんがゲットしてくれて、
無事に開催されました。
こじんまりとしたアイシングクッキーの会。
えっと、すみません、わたくし、正直申しまして、ナメておりました。
だって絵を描くだけでしょ？
なんてとんでもない。
力の入れ具合が難しくて、同じ太さの線をまっすぐ書くだけが困難なんですね。
色素？も欲張るとどぎつい色になるんですね。
携帯で画像探してマネして描いてみたのに、出来上がりは全くの別物。
こうなりゃ画像載せますけどね、どうぞ笑ってやって下さい。
左上から時計回りに
１、よく見るレースにしようとしたやつ。
２、どう見てもシャネルのマトラッセではないわね。
３、初作品。とりあえずの線。
４、顔色の悪いポンデライオンもどき。
５、花びら４枚が限界だったお花。
どうよ！
小学生が作ったんじゃないよ。
３０過ぎたおばちゃん作よ。
でもね、ふふふ、めちゃめちゃ楽しかったわ～～♪♪
熱心な生徒は家に帰ってからも線を書く練習しました。
この意欲、なぜ高校時代にない。
このクッキーはドーム型だっかたら・・・という言い訳を入れつつ・・・
なにちょっと！一向に上達しないんだけど！
今までの人生、美容師になりたいとか、ネイリストになりたいとか
思ったことなかったんだけど、
うん、正解ね。
なに？やっぱ素質の問題？
え？遺伝子？
だったら私のせいじゃないわっ！
おかーーーーーん！！！笑
でもこんなでもアオは「可愛いー！おいしー！」
って言って食べてくれました。
良いヤツ。
あのお砂糖の量を思い出すとすぐにでも取り上げたいところだけど（笑）
これからもこっそりと練習していきたいと思います。
ただ、作るばっかりで消費するのが大変だから
今後はゲテモノアイシングクッキーを友達に配っていきたいと思います。(-_☆)ニヤ
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