前回のブログ
でお話したとおり、
最レベ問題集 算数
トップクラス問題集 算数
スーパーエリート問題集 算数
特Aクラス問題集 算数
の4つについてお話したいと思います。
最レベ、トップクラス、スーパーエリートは知っている方も多いと思いますが、「特Aクラス問題集 算数」って何?と思う方も多いのではないでしょうか。
「特Aクラス問題集 算数」は、英進館という九州を中心に展開されている総合学習塾が作成し角川が発行している問題集です。町の書店で見かける事はなく、ネットでも品切れの事が多い、幻の問題集です。
「特Aクラス」の特徴として、問題に入る前に子供自身が読む説明と、別冊の解答の解説が詳しく書かれています。
各章の初めに解法の説明で4ページ、問題が4ページという構成の本編が約190ページ、別冊の解答と解説が100ページの構成になっていて、問題のページ数よりも解法の説明、解答、解説の方が多い構成になっています。
その代わり、問題数は少なめです。
問題集というより参考書ですね。
最レベ、トップクラス、スーパーエリートについては、他の方が難易度などについて既に多く語られていると思いますので、今回は子供が自主学習、自走できるかという視点で実際に3年の途中まで使用した感想を簡単にまとめてみます。
・特Aクラス算数
前述のように、各章で丁寧な解法が説明されています。また別冊の解答、解説の漢字にもルビが振られていて、丁寧な解説で子供自身が読んで理解しする事も前提にしている作りです。ただし、問題数は少なく☆☆☆レベルで一気にスーパーエリート問題集レベルまで難易度が上がります。問題はトップクラス問題集に類似しているものが多い印象です。
・最レベ
あくまで問題集なので解法の説明はないですが、穴埋めの問題を解く事で、解法を身につける工夫がなされています。問題はスモールステップで進みます。
・トップクラス
説明や解法のアプローチの明示あるいは暗示が全く無いと言っていいです。ザ・問題集の趣きです。別冊の解答も簡素。最レベの次にスモールステップですが解法が明示されていないので、これのみで子供自身だけで自学自走は難しいかもしれません。
・スーパーエリート
解法や説明が少しだけあり、問題を解く事で解法のアプローチを示す問題も少しはありますが、解法を示すよりも、自ら考え思考する事を目的としているのでしょう。まさにスーパーエリート向きですね。
説明や解説の充実度で比較すると
トップクラス<スーパーエリート<最レベ<<特Aクラス
使い方としては、特Aクラスを参考書として使用して、問題集としてそれぞれの特徴、レベルを考慮して最レベ、トップクラス、スーパーエリートを併用する使い方がおすすめです。
やはり自学、自走には解法や説明が載っている参考書が必須ですよね。
小1〜小3のこの種の書籍の中では特Aクラスが唯一と言っていい参考書ですが、品切れが多く入手困難なので、他の人には、ひ・み・つ にしておいてください笑
次回は、皆さんお待ちかねの全統小テスト対策についてお話したいと思います。
では、また