あえて前後逆に着る日もあります | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

地域衣料サポート・糸布製品お直し
手仕事工房SUNNY 09030394300
和歌山 霊峰高野山の麓 
橋本市高野口町向島223-8

5/24㈫9時〜6時


さにーです。

月曜日〜土曜日はラフなシャツやブラウスにリーバイス501が定番です。
お休みの日は多少のオシャレを楽しみたいと思っていますが、基本的にシンプルです。

ユニクロの『エアリズムタンクトップ』を買いました。
綾瀬はるかちゃんが抜群のスタイルで自信たっぷり元気はつらつと着こなすCMを見ると誰だって欲しくなるでしょ。我を忘れて。
若い子なら多少胸元が開いていても良いと思いますが、おばちゃんが必要以上に胸元を開けて着るのは大変気が引けます。

私はそういう時、アイテムによってはあえて前後逆に着る時があります。

服の成り立ちを知った上で前後逆着用と、成り立ちを知らずに逆着用するのは違うと思うので、簡単に解説しますね。

前身頃と後身頃の身幅に寸法差はありません。

品質表示は左裏側に付いています。
裾の縫い目は【筒仕上げの場合】左から縫い始め、ぐるっと裾を一周回りスタート縫い目に重ね左で終わります。裾脇の縫い目は後身頃側に倒します。これらは老若男女どんなアイテムでも同じです。

脇下ですが、後身頃側に倒した上に閂止(かんぬきどめ)が入っています。

肩は前後差があります。
前が短いのですが、衿ぐりが大きいのでこれくらいの差なら着用に差し支えはありません。

ということで、開きが広すぎて気になるインナーの場合は前後逆に着る必殺技を使ってみてネ。

ストッキングや下着などの縫い目や品質表示がチクチクして気持ち悪い時は裏表逆に着ている技は秘密です。