母の日プレゼントポーチ | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

手仕事工房さにーです。
5/11(月)9時~6時
和歌山 高野山の麓
パイル織物の町 高野口向島商店街

・母の日プレゼントポーチ・

昨日は母の日でしたね。

私は
晩ごはんのおかずを色々と、カーネーションと、こちらのポーチをプレゼントしました。


え?さにーちゃん。
紀州再織・京子って、お母さんでしょ。

そう。ここだけの話し( *´艸`) 
って、ブログだけどね。
お母さんが織った手織り再織の布で試作したポーチを母の日にプレゼントしました。
ケイヒセツヤク。タライマワシ。

ちょっとお出かけポーチです。
80才を過ぎたら行動範囲も限られてきますからね。
ちょっとスーパーへ行くとき
ちょっと病院へ行くとき
ちょっと美容院へ行くとき
そんなちょっとしたお出かけに、ひょいっと手軽に持てるポーチです。


私だけかなぁ。
ハクション大魔王に出てくる壷に見えるんだけど。

呼ばれて飛び出て
じゃじゃじゃじやーーん! 
みたいな顔をしてます。

新生・ハクション大魔王が始まるようですね。今ラジオでウルフルズのハクション大魔王の曲がよく流れています。
私、トータス松本さんと一緒にめっちゃ大声で歌っていますょ。

ハクション大魔王、と言えばハンバーグ。
うんうん、ハンバーグ食べたくなるよねって思ったあなたは、そこそこの年齢です。


このポーチの山場はここ。
お尻と

てっぺんちょ。
(和歌山弁?てっぺんの事)

厚地で何重にも布が重なっているところを縫います。このMITSUBISHI君でさえ苦しそうでした。

きゃー怖ーい、ムリ~
きゃーMITSUBISHI君、怖い~
と、きゃーきゃー言いながら縫いました。

あんたの方が怖いわ。

はい、お口 あーん。

おちょぼ口です。

ファスナーの付け方に、一手間。
いや、五手間くらいかけました。

気合いを入れて五手間もかけ、恐ろしい山場も越えたのに……。

( ̄□||||!!

持ち手をお尻に付けていました。

なんてこったぁあ~~ぁあ!

確認して、確認して、確認して!

間違えました……。

あれだけ確認したのに。
確認しすぎ。

もの作りあるある。

はぁ……。
このポーチ作りの一番の山場を、もう一度登る事になりました。

くっそー!腹が立つー!
こういう時って誰かを悪者に仕立て上げたくなります。
だけどね。

私が悪いんです。

もう一度、きゃーきゃー言いながら縫いました。
心身ともに、ヘトヘトになりました。

試作って、産みの苦しみです。

もう一つ試作をしました。
ちょっと大きめの筆入れ(小道具入れ)です。

お口あーん。
お口の中は黒かと思いきや、赤のナイロンオックスですよ~。

あとベージュのナイロンオックスを入れたいな。内袋は 黒 赤 ベージュ この3色を定番にする計画です。

こちらの筆入れは、いつもお世話になっている方にプレゼントさせて頂きました。


施設に入っているもう一人のお義母さん。
コロナの影響でもう3か月近く会えていません。

次会ったとき。
もう私の事、わからなくなっているような気がします。。。

何だか複雑だなぁ。。。。

コロナ禍の母の日でした。